some と any の用法
some と any には、代名詞と形容詞の用法があります。「いくらかの」という漠然とした数量を表します。基本的に some は「肯定文」で使い、any は「否定文・疑問文・if節」で使います。
それぞれ例文を使いながら確認していきましょう。
She gave me some good advice.
彼女は私にいいアドバイスをくれた
Do you have any shirt in white?
白いシャツはありますか
彼女は私にいいアドバイスをくれた
Do you have any shirt in white?
白いシャツはありますか
代名詞の場合「some (any) of+名詞句」の形で使うことが多いです。否定文の any は「少しも~ない」の意味を表します。
Please take some of them.
いくつかお取りください。
I do not know any of them.
私は彼らの誰も知らない
いくつかお取りください。
I do not know any of them.
私は彼らの誰も知らない
その辺は大丈夫ですね。
疑問文の some と 肯定文の any
じゃあ、次のことは知ってますか?
疑問文でも Yes の答えを期待するときは some を使います。
Would you like some more?
もっといかがですか。
もっといかがですか。
肯定文での any は「どれでも / だれでも」の意味になります。
You may borrow any book you like.
どんな本でも借りていいですよ。
どんな本でも借りていいですよ。
肯定文の any には名詞の単数形がつくのが普通なんですね。
some の特別な用法
some にはこういう用法もあります。
some+単数名詞 / ある~
He went to some place in Africa.
彼はアフリカのある場所へ行った。
彼はアフリカのある場所へ行った。
some+数詞 / およそ~
The trip will take some five hours.
旅はおよそ5時間くらいかかるでしょう
旅はおよそ5時間くらいかかるでしょう
なるほどね。some のあいまいなふわっとしたイメージで考えると、感覚がつかめそうです。
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