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文整序問題の解答テクニック・指示語が指すものは直前にある

高校レベル英語の解説

問題次の文の (  ) に入れるべき3つの文が、順不同で下の1~3に示されている。論理的な文章にするにするのに最も適当な配列にしましょう。
 
There are some places on the earth which get very little rain. (   ) When rain falls, the plants hold the water and prevent the land from drying out.

  1. Nevertheless, they don’t necessarily become deserts.
  2. In regions with a very dry climate, such greenery is very important.
  3. This is because some grass and other plants are able to grow there.
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解説

ウサギ
文整序の問題では、指示語に注目すると順番が分かりやすいです。

指示語の指すものは、直前の英文にあることが多い

サル
1. では they、2. では such、3. では This や there、が指示語になるね。それらが何を指しているのかを、考えるんだね。

ウサギ
1. Nevertheless, they don’t necessarily become deserts.
この they はまず「複数」であることに注目です。当然指している語も「複数」の単語です。

サル
「複数」の単語ということは、最初に出てくるのは、 some places だね。あとは、2. の regions や、3. の some grass と other plants も複数形です。うーん、このままだと、どこにでも入りそうだな。

ウサギ
では、Nevertheless に注目してみましょう。nevertheless は、逆接の接続詞ですので、こう考えてもいいですね。

逆接の接続詞があると、その直前と直後で意味は逆になる。

サル
nevertheless の後で、「かならずしも砂漠にならない」と書いてあるのだから、その前には、砂漠になりそうなことが書いてある、と考えられるわけですね。

すると最初の文が「地球には雨がほとんど降らない場所があります」だから、この直後に 1. が入りそうです。ということは、they は some places を指していたんですね。

ウサギ
2. In regions with a very dry climate, such greenery is very important.
この such は、次に greenery とあります。この話の流れで「緑」のものといえば、「植物」ですね。

サル
「そのような草木」ですから、3. に出てくる some grass と other plants を指しているんだろうね。(  ) の前には、「植物」的なものはないですからね。

これで、3. → 2. の流れができました。ということは、正解は 1. → 3. → 2. ですね。

ウサギ
ついでに (  ) の後ろにある文に the plants とあるので、その直前には「植物」関係の言葉がない 1. がこないとも考えられます。

サル
なるほど、やり方は一通りではないんですね。

【訳】
地球上にほとんど雨が降らない場所がいくつかあります。それらは必ずしも砂漠になるわけではありません。これはそこでいくつかの草や植物が育つことができるからです。非常に乾いた地域では、そのような草木がとても大切です。雨が降った時、その植物が水を抱え、そして土地を乾燥から防ぎます

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