名詞構文とは、動詞や形容詞が名詞として使われる表現です。日本語で言えば「彼は走りが速い」みたいに「走る」という動詞が、「走り」という名詞として使われているのと、同じような感じでしょうかね。
名詞構文には、次のようなものがあります。それぞれ例文を使いながら確認していきましょう。
形容詞+動作者
He is a good speaker of English.
= He speaks English well.
かれは英語を上手に話す。
= He speaks English well.
かれは英語を上手に話す。
He is an early riser.
= He gets up early.
彼は早起きです。
= He gets up early.
彼は早起きです。
この手の書き換え問題、中学校の時にやったなぁ。
名詞+前置詞+名詞
このパターンは直訳するとおかしくなることが多いので、工夫して訳す必要があります。
Painting was the great love of his life.
彼は絵を書くことをこよなく愛した。
彼は絵を書くことをこよなく愛した。
I congratulated her on her success in the examination.
私は彼女が試験に合格したことを祝った。
私は彼女が試験に合格したことを祝った。
This was my first visit to a foreign country.
これは私が初めての外国を訪問したものです
これは私が初めての外国を訪問したものです
所有格になっている部分を「~が」として、「もの」や「こと」とすると、それっぼくなりますね。
動詞+(形容詞)+名詞
ここは決まり文句みたいに覚えるのがいいです。
Let me have a look at the picture.
その写真を私に見せてください
その写真を私に見せてください
I make it a rule to take a walk every morning.
私は毎朝散歩することにしている。
私は毎朝散歩することにしている。
Put out the light so that you can get a good sleep.
よく眠れるように明かりを消しなさい。
よく眠れるように明かりを消しなさい。
She paid a visit to Nancy’s house.
彼女はナンシーの家を訪れた。
彼女はナンシーの家を訪れた。
「Have a break, Have a KitKat.」のキットカットのキャッチフレーズも、名詞構文なんですね。
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