名詞の用法、「名詞の形容詞的用法」と「名詞の副詞的用法」とは

名詞の用法

名詞は文の主要素として、主語・補語・目的語になります。また前置詞の目的語にもなります。

そのほかに、名詞には形容詞的用法というものがあります。

名詞の形容詞的用法

名詞の形容詞的用法とは、他の名詞の直前について、その語を修飾する用法です。

あとは名詞の副詞的用法というものもあります。

名詞の副詞的用法

名詞の副詞的用法とは、every / this / last など数・順序等をあらわす語とともに、副詞句をつくる用法です。

名詞なのに形容詞的用法とか、副詞的用法って、なんか変な感じですね。

数えられる名詞と数えられない名詞

そのほかの分類として、名詞は、数えられる名詞と数えられない名詞に大きく分けられます。

数えられる名詞

数えられる名詞は、原則として単数・複数を区別して用います。単数の名詞には冠詞や所有格、または名詞の意味を限定する物をつけて、単独で用いることはありません。複数の名詞は複数形を用います。

「I like dog.」という言い方はしないんですね。

そう言ってしまうと、「犬の肉が好きだ」というように聞こえるそうですよ。だから「犬が好き」と言いたいなら、普通は「I like dogs.」と複数形であらわします。

数えられない名詞

数えられない名詞は、原則として単数形で用い、複数形にはなりません。

また、a / an をつけられないことにも注意しましょう。

「ひとつ」「ふたつ」と数えられないのだから、そりゃそうなるよね。