2文を1文にする際に、後ろから前の名詞を説明する。その名詞のことを「先行詞」という。
関係代名詞のうしろに「動詞」が続き、先行詞が人の場合は who か that を使い、物や動物の場合は which か that を使う。
Rie has a friend / リエには友達がいます。+ He plays tennis. / 彼はテニスをします。
↓ ・a friend と He は同一人物。
↓ ・先行詞の a friend が「人」で、対応する He が主語なので、使う関係代名詞は who か that。
Rie has a friend who (that) plays tennis. / リエにはテニスをする友達がいます。
??? なんかめちゃめちゃややこしいね。文が2つあって、その両方に共通するものを探すのですか? で、後のやつを「人」だったら who に変えて、2つの文をくっつけたらいいんですね。まぁ、なんとかなりそうだ。
え? なんか怪しい感じだけど、本当に大丈夫? まぁ、とりあえず問題をやって見ましょう。
That boy is Ken. / He is playing tennis.
That boy is Ken who is playing tennis. ですかねぇ。
うーん、違います。Ken を先行詞と考えたんですね。そうしてしまうと、who is playing tennis は Ken を説明していることになるよ。つまり「テニスをしているケン」ということですね。それを踏まえて自分が作った英文を訳してみよう。
「あの少年はテニスをしているケンです」……変ですね。なんか目の前にケンがいっぱいいて、あの少年はテニスをしているケン、あれは本を読んでいるケン、あれは寝ているケン……みたいに感じるね。
これは「テニスをしているあの少年はケンです」という英文を作るべきです。つまり先行詞は「Ken / ケン」ではなく、「that boy / あの少年」なんですね。
だから、who is playing tennis を本当の先行詞である that boy にくっつけてあげるといいですよ。
ということは、こうですね。
先行詞の見つけ方は、こう考えてもいいかもしれないね。
コメント