「~に見える」「~に聞こえる」というとき、英語でどのように言えばよいのでしょうか。また「~のように見える」というとき、英語でどのように言えばよいのでしょうか。今回は、第2文型をとる「look+形容詞」と「sound+形容詞」の用法について解説します。
look+形容詞 で「~に見える」
問題次の英文を日本語に直しなさい。
You look happy.
You look happy.
look は「見る」でしょ。
あぁ……まぁそう思っちゃいますよね。「~を見る」のときは look at ~ と at がありますよ。今回は「~に見える」のパターンです。
「look+形容詞」で「~に見える」という意味になります。
ふむふむ、ということは、こうですね。
正解です。
look like+名詞 で「~のように見える」
問題次の日本語に合う英語になるように( )に適する語を入れなさい
That tree ( ) ( ) a cat.
あの木はネコのように見える
That tree ( ) ( ) a cat.
あの木はネコのように見える
「~に見える」ですね。さっきやりました。主語が三人称単数なので、動詞の後ろに s をつけ忘れてはいけませんね。
違います。それだと( )の数が余りますよ。あと「~にみえる」は「look+形容詞」です。ネコは「名詞」ですよね。その場合、この用法は使えません。
正解はこうなります。
like を使うんですか。「~が好き」なんて、どこにも出てきていませんよ。
この like は前置詞で「~のように」の意味になります。だから「look like+名詞」で「~のように見える」となりますね。
「look like+名詞」で「~のように見える」という意味になります。
「~に見える」の「~」の部分が名詞の場合は、「look like」を使いましょう。
sound+形容詞 で「~に聞こえる」
問題次の英文を日本語に直しなさい。
The music sounds beautiful.
The music sounds beautiful.
sound は「音」ですよね。
うーん……sound を「音」と考えたのか……確かにそういう意味もありますが、それだとこの英文に動詞がなくなってしまいますよね。実は今回は sound を「~に聞こえる」という動詞で使っているのです。
「sound+形容詞」で「~に聞こえる」という意味になります。
ということは……こうですね。
はい、正解です。
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