第4文文型と第5文型は、動詞の後ろに2つの語がくるという点で、形がよく似ています。第4文文型と第5文型は、どうやって見分けたらよいのでしょうか。その見分け方を確認していきましょう。
This medicine made me sleepy.
今回は文型の問題です。さぁ第何文型でしょう? では、サルくん。
えっと…第4文型か? 第5文型か? どちらかだと思うんですが…
そうですね。実はこの問題の解答には2つのアプローチがあります。
1つ目の方法は、動詞の後ろの英単語の me と sleepy に注目します。
今回の問題の英文なら、「I am sleepy. / 私は眠たい」と意味が通じます。だからこの英文は、第5文型とわかります。
前回出てきた、「補語と目的語の区別」と考え方は一緒ですね。
もう1つの方法は動詞そのものに注目します。今回の動詞は make ですね。だからこの文章は第5文型です。
えっ、それはいくらなんでもやりすぎでは?
実は第5文型をよくとる動詞というのがありまして、これを知っておくと、語句整序のときにとても役立ちます。
では行きますね。
call / name / left / think / find / paint・・・あとは
keep / leave・・・といった放置動詞や
see / hear / feel・・・といった知覚動詞や
make / have / let といった使役動詞も、第5文型をよくとります。
ところで SVOO と SVOC のどっちが第4文型で、どっちが第5文型かがたまに分からなくなるんだけど・・・
「第4」「第5」と口に出して言って、最後の口の形に注目してみよう。
「だいよん」口は閉じてる。「だいご」口は開いてる。
第4文型 → 口が閉じているから、最後が「O」。第5文型 → 口が開いているから、最後が「C」。何が言いたいかわかるかなぁ~?
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