疑問詞に不定詞が続き、「疑問詞+不定詞」の形になると、「いつ (何を) ~すべきか」の意味をあらわします。「how to ~ / what to ~ / when to ~ / where to ~ / which to ~」の用法と、その訳し方のコツについて解説します。
「疑問詞+不定詞」のパターン
疑問詞に不定詞が続くやつが出てきたんだけど、よく意味が分からないよ~。
疑問詞に不定詞が続き、「疑問詞+不定詞」の形になると、「いつ (何を) ~すべきか」の意味をあらわします。いろいろなパターンがありますので、それぞれ例文を使いながら確認していきましょう。
how to~ / どのように~するべきか・~する方法。
私はどのようにテニスをするべきか分かりません
私はテニスのやり方がわかりません
what to~ / 何を~すべきか・~するべきこと (もの)
私は何を買うべきか分かりません
私は買うべきものが分かりません
when to~ / いつ~すべきか・~するべき時
私はいつそこに行くべきか分かりません
私は行くべき時が分かりません
where to~ / どこへ~すべきか・~するべき場所
私はどこに行くべきか分かりません
私は行くべき場所が分かりません
which to~ / どちらを~すべきか
私はどちらを選ぶべきか分かりません
私はどちらを選べばいいか分かりません
ひぇーっ。たくさんあるね。覚えるのが大変そうだ。
「疑問詞+不定詞」の訳し方
これを丸暗記する必要はありませんよ。
例えば、「what to study」だと、「what / 何」「study / 勉強する」ですね。それに「べきか」とつければ、ちゃんと「何を勉強するべきか」と訳することができます。
ただ、それだと訳が少し固いので、臨機応変に変えてもらったらいいと思います。
how to に関しては「~のやり方・~する方法」と覚えておいた方がよさそうですね。
ところで、これらは不定詞の何的用法なのですか?
これは少しややこしいのだけど、I don’t know how to play tennis. は、I don’t know how I should play tennis. を、簡単にしたものと考えられます。この文は間接疑問で how I should play ~ は名詞節になります。それに対応しているということは how to play ~ は名詞句と考えられます。
ということから考えると how= the way (方法)と考えて、to play を不定詞の形容詞的用法と考えるのが、いいのではないかと思います。とはいえ how to play 全体で名詞句なんだから、全体で不定詞の名詞的用法と考えるのが自然かもしれないですね。
???
いや、別に何用法かは知らなくてもいいと思います。
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