「動名詞」は「動詞の原形+~ing」の形で、動詞と名詞の性質を併せ持つ働きをします。「不定詞の名詞的用法」とほぼ同じ働きなので、相互に書きかえることができるんですよ。
I like playing tennis.
= I like to play tennis.
私はテニスをすることが好きです。
= I like to play tennis.
私はテニスをすることが好きです。
なるほどね。
「動名詞」は文中で「主語」「補語」「目的語」になります。それぞれ例文を使いながら確認していきましょう。
主語になる動名詞
動名詞句が主語になるときは、不定詞の時と同じように、形式主語の It を使ってあらわすこともできます。
Playing tennis is fun for me.
= It is fun for me playing tennis.
テニスをするのは私にとって楽しい。
= It is fun for me playing tennis.
テニスをするのは私にとって楽しい。
前置詞の目的語になる動名詞
また、動名詞句は、前置詞の目的語にもなります。これは動名詞のみの用法になります。不定詞の名詞的用法は、前置詞の目的語にはなりません。
The boy ran away without looking back.
その少年は振り返りもせずに、走っていった。
その少年は振り返りもせずに、走っていった。
前置詞の目的語になっている動名詞は、不定詞の名詞的用法と書きかえたらダメなんですね。
最後に、動名詞の否定を見ていきましょう。
動名詞の否定
動名詞の直前に not / never といった否定語を置いて、動名詞を否定することができます。
The doctor advised me not smoking too much.
医者は煙草を吸いすぎないよう、私にアドバイスしました。
医者は煙草を吸いすぎないよう、私にアドバイスしました。
不定詞の時も、不定詞の直前に not を置いて、否定していました。それと同じ考え方ですね。
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