主語になる動名詞の作り方

動名詞は「～すること」の意味になります。この動名詞ですが、文章の主語として使うことができます。主語になる動名詞の作り方はどのようにすればよいのでしょうか。また何に注意をすればよいのでしょうか。今回は主語になる動名詞の作り方について解説します。

主語になる動名詞

こうかなぁ。

なんか文の形はそれっぽいけど、意味がわからないよね。まずは問題の日本文をよく見て何が主語かを見つけましょう。ポイントは「は」という文字です。その「は」の前の部分が主語(部)になります。

「コンピューターを使うのは難しくありません」ということは……「コンピューターを使うの」……が主語???

「コンピューターを使うの」をもう少し丁寧に言うと「コンピューターを使うこと」になりますね。「コンピューターを使うこと」が主語になります。それで、「～すること」というのはどこかでやったけど、覚えてる?

ああ、「動名詞」と「不定詞の名詞的用法」でもやったね。でも今回は選択肢に using があるから、動名詞のパターンですね。で、どうしたらいいのか……ええーっと「コンピューターを使うこと」だから……

むむむ、もしかして日本語の順番どおりに並べたってパターンかな?　ええーっとね、少し丁寧に考えてみようか。

これは普通の英文ですね。ここから主語を除いて、動詞を ing形にします。

これが動名詞です。その動名詞を主語にして文を作ってみます。

動名詞の部分が主語になった英文になりましたね。

「テニスをすること」と日本語では言っても、「私はテニスをする」の語順が日本語と英語とで異なるように、動詞が動名詞になっても「動詞 → 目的語」の順番になるんですよ。

なるほどね。すると「私はコンピューターを使います」は「I use a computer.」だから、こうなりますね。

はい、正解です。