「~に行く」「~に到着する」というとき、英語でどのように言えばよいのでしょうか。get to と go to にはどのような違いがあって、どのように使い分ければよいのでしょうか。今回は get to ~ と go to ~ の違いと、どのように使い分けるのかについて解説します。
get to ~ と go to ~ の違い
問題次の英語を日本語訳しなさい。
I know when he got to the station.
I know when he got to the station.
こうかなぁ。
駅を手に入れる??? 「桃鉄」でもやってるのですか? というか問題文をよく見ましょう。he got to the station と to があるでしょ。このときの get to は「~に到着する」と考えましょう。
すると正解は、こうですね。
そういえば、get to と go to って、形が似ていますね。get to ~ と go to ~ は何が違うのですか?
go to ~ と get to ~ の違いはこうなります。
go to と get to の違い
go to ~ / 「~へ行く」
出発して到着するまでの一連の動作をあらわす。
get to ~ / 「~に到着する」
過程や到着に視点が置かれる。
When did you go to Kyoto?
「あなたはいつ京都に行きましたか」
When did you get to London?
「あなたはいつロンドンに到着しましたか」
「あなたはいつ京都に行きましたか」
When did you get to London?
「あなたはいつロンドンに到着しましたか」
go to ~ は、出発した時を聞いているのかな? 単に「行く」ってなるとその辺が曖昧だよね。get to ~ は、着いた時点をたずねているんですね。
あと、go to は単に「~へ行く」だけど、get to は行くために、何か少し頑張る感じがあるね。たとえば、電車に乗るとかバスに乗るとか、あるいは信号を右に曲がって歩道橋を渡って……みたいな
ふーん……なんか分かったような分からないような……
分かりにくかったら、今は go to ~ は「~へ行く」。get to ~ は「~に到着する」と丸暗記しておくといいよ。get という英単語が持つニュアンスをつかめるようになれば、その辺の違いはだんだんと理解できるようになるからね。
コメントをどうぞ