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「勉強は楽しい」って本当? 勉強を楽しくするにはどうすればいいの?

難しい問題の説明を聞いて理解した女子高校生 おすすめ勉強方法

「勉強って本当は楽しいんだよ」という話を、大人の人から聞いたことはありませんか? また同じようなもので、「大人になって、勉強の楽しさがわかった」なんて言葉も耳にします。

それを聞いてどう思いますか? 「そんなことあるわけない」と思う人が多いのではないでしょうか。

さて勉強は、本当に楽しいのでしょうか。どうすれば勉強が楽しく思えるのでしょうか。

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勉強が楽しい…瞬間はある

勉強していて、楽しいと思える瞬間はあります。難しい問題が解けたり、疑問が解決したりすると、「勉強して楽しいなぁ」と思えます。

体調もあるかもしれません。調子のいいときは、勉強がはかどります。そういう時は、勉強をやっていて楽しいなぁと思えます。

あるいは学習する単元によっても違います。自分が興味を持っている単元だと、楽しいと思いながら勉強できます。理科の天体が好きという人、歴史の幕末が好きという人がいます。

数学では、角度を求める問題が好きという人がいますね。パズルみたいで面白いそうです。 

ですが、これってその瞬間だけですよね。勉強が楽しいと思い続けている人って、なかなかいないと思います。

なぜ大人は勉強が楽しいと言うのか?

では、大人たちが言う「勉強って本当は楽しいんだよ」「大人になって、勉強の楽しさがわかった」は、嘘なのでしょうか。

いいえ、嘘はついていません。彼らは本当に「勉強は楽しい」と思っています。

ではなぜ、大人は勉強が楽しくて、子供は勉強が楽しくないのでしょうか。理由は2つあります。

まず一つ目。それは大人たちは、好きなことを勉強しているからです。

先ほど学習する単元によって、勉強が楽しいと思えるという話がありました。大人たちが勉強している多くは、自分の興味がある分野です。そりゃ、勉強が楽しいと思えますよね。

二つ目の理由は、大人の勉強は自主的にやっているからです。誰からも強制されていません。自分がやろうと思ってやっているから、前向きに取り組めているのです。

やれと言われるとやりたくなくなります。これが人間の心理です。不思議なものです。

ある父親が、壁のペンキ塗りを子供にやらせようとしたそうです。「ペンキ塗りをやりなさい」というと、その子は嫌がるでしょう。

そこでそのお父さんは、鼻歌交じりで、壁のペンキを塗り始めました。そしてそれを子供は見て、こう言いました。「お父さん、僕にもやらせて」

「やりたいの? じゃ、やらせてあげるわ」と、お父さんの作戦大成功です。

できるから楽しい、できないから楽しくない

みなさんにとって、勉強は学校から強制的にやらされるものです。この点から、大人の言う「勉強が楽しい」はあてになりません。

そもそも、勉強が楽しくない最大の原因は、勉強ができないからです。勉強が分からないから、面白くないのです。あんなに好きなゲームでも、敵が強すぎて先に進めなくなってしまうと、興味をなくすことってありませんか? 勉強ならなおさらです。

逆に言うと、勉強はできれば楽しいです。周りに「勉強が楽しい」といっている人がいるなら、その人は間違いなく勉強ができる人です。「勉強ができる→勉強が楽しい→勉強ができる」というループに入っています。

では、勉強が「楽しくない」から、「楽しい」にするには、どうすればよいのでしょうか? 先ほどの話から、それは明らかです。勉強をできるようすればよいのです。

とはいえ、「勉強が楽しくないのに、勉強ができるようになるのか」は疑問です。どうしたものでしょうか。

勉強が楽しくないなら、勉強じゃなくせばいい

結局普通の子供にとって、勉強は楽しくありません。勉強する内容が選べませんから、その点で楽しくなるわけがないのです。だからといって、勉強が楽しくないで終わらせては、なんの解決にもなりません。少しでも勉強を楽しくする工夫をしてみましょう。

勉強ではなくゲームと考えたらどうでしょうか。例えば計算問題をするとします。目標タイムを決めます。その時間内に問題が解けないと、爆弾が爆発してしまいます。多くの市民を救うのは自分なのです。

問題を解くとき、目標点数を決めます。その点数を超えた分だけステータスがあがります。逆に下回ってしまえば、ステータスが下がります。今後の戦闘を有利に進めるには、目標点数をクリアーする必要があります。

まぁ、設定は何でもいいんです。何もないよりは、そういうものがあった方が、勉強感が薄れますよね。そうやって気を紛らわせるのです。

まとめ

「勉強は楽しいかどうか」をテーマに書いてみました。

勉強が楽しいかどうかは、その人次第です。楽しいと思う人にとっては、勉強は楽しいでしょうし、楽しくないと思う人にとっては、勉強が楽しいなんてありえないと思えます。

一つ言えるのは、「勉強ができるようになれば、勉強が楽しいと思えるようになる」ということです。まずはそれを心のよりどころにして、日々頑張りましょう。そしてその過程で、勉強方法を工夫することも有効です。

「勉強が楽しい」のゾーンに入りさえすれば、「勉強ができる→勉強が楽しい→勉強ができる」のループになります。こうなれば強いですよ。

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