come にはどのような用法があるのでしょうか。come と go の違いは何なのでしょうか。
また「~出身である」の come from ~、「帰る・戻る」の come back、「さあさあ・急げ・早く」の come 、「~するようになる」の come to ~、「~を思いつく・見つける」の come up with ~、「実現する」の come true といった come を使った定型表現やイディオムを確認します。
「来る」の come
「来る」ですね。これは大丈夫です。
はい、正解です。come には、話題の場所に集まるイメージがありますね。
集合するイメージの「来る」は come を使います。
「(話し手の方に)行く」の come
「行く」ですよね。こうかなぁ。
この場合、相手に近づいていますので、come を使うのがいいですね。
「行く」なのに come を使うんですか。
日本語の「行く / 来る」と、英語の「come / go」は、完全に対応してはいません。come と go の違いはこうなります。
go は対象から離れるイメージ、come は対象に近づくイメージ。
come from ~「~出身である」
アメリカで生まれたんですね。
「彼女はアメリカで生まれた」と言いたいのですね。それだと前置詞が必要です。
She was born in the U.S.
彼女はアメリカで生まれました。
しかし、今回は( )が二つしかありませんので、こうあらわします。
「~出身です」は come from ~ を使います。
come back 「帰る・戻る」
「戻る」ですね。こうかなぁ。
あれ? ( )が1つ余っちゃった。
「戻る」の言い方はいろいろありますが、come を使ってこう言うことができますよ。
「戻る」は come back を使います。
come on 「さあさあ・急げ・早く」
「さあさあ」…「イエッサー」?
いや、そうじゃないです。「急いで来てください」ですから、こうあらわします。
「さあさあ」と人を呼ぶとき come on を使います。
come to ~「~するようになる」
「なる」ですか。
いや、それは「鳴る」ですよ。正解はこうです。
「~するようになる」は come to ~ を使います。
come up with ~「~を思いつく・見つける」
「~を思いつく」ですね。こうかなぁ。
あれ? ( )が1つ余っちゃった。
今回は( )が3つなので、正解はこうなります。
「~を思いつく」は come up with ~ を使います。
come true 「実現する」
うーん…
これは、どういうことですか?
いや、「将来がナウでしょう」だから…
いやいや、「将来かなうでしょう」です。「かなう・実現する」は、こうあらわします。
「かなう・実現する」は come true を使います。
コメントをどうぞ
I’m coming.がI’m comming.なっています!
わかりやすい説明をありがとうございます
修正しました。
ご指摘ありがとうございます。