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across の用法 –「~を横切って」と「~のあちこちで」で共通するイメージとは

中学レベル英語の解説

across にはいろいろな用法があります。どういった用法があり、どのように使われるのでしょうか。「~を横切って」と「~のあちこちで」の用法で使われる across について、それぞれの用法と共通するイメージについて解説します。

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「~を横切って」の across

問題

次の日本語に合うように、(  )に適当な語を書きなさい
Take a boat (  ) the river.
川を横切る船に乗ってください

ネコ
「横切る」ですか。こうかなぁ。

Take a boat side cut the river.

ウサギ
え? 「横」と「切る」で side cut と考えたの? それはさすがにやりすぎです。「~を横切って」は across を使います。

Take a boat across the river.
河を横切る船に乗ってください

「~を横断して」というとき、前置詞の across を使います。

「~じゅうに」「~のあちこちで」の across

問題

次の日本語に合うように、(  )に適当な語を書きなさい
Students from (  ) the world introduce their school.
世界のあちこち出身の生徒が彼らの学校を紹介しています。

ネコ
「あちこち」って何だろう? カチコチってことかな?

Students from hard the world introduce their school.

ウサギ
「あちこち」を「カチコチ / 固い」と考えて hard を使ったの? それは違います。

あちこち」というのは、「あちらこちら」とか「あらゆるところ」とかそういう意味ですよ。ということで正解はこうなります。

Students from across the world introduce their school.
世界のあちこち出身の生徒が、彼らの学校を紹介しています。

ネコ
across は「~を横断して」じゃなかったっけ? 「あちこち」とは違うんじゃないの?

ウサギ
昔、アメリカ横断ウルトラクイズっていうテレビ番組があったんだよね。例えば「第16回アメリカ横断ウルトラクイズ」の横断ルートはこうなっていました。

グアム→ハワイ→サンフランシスコ→キャメロンパーク→レイクパウエル→サンタフェ→アトランタ→フロリダキーズ→フィラデルフィア→ニューヨーク

アメリカの「あちこち」に行っているでしょ。端から端まで横切るイメージは、「あちこち」につながるのですね。

「~じゅうに」「~のあちこちで」というとき、前置詞の across を使います。

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