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「部分否定」と「全部否定(全体否定)」の見分け方

部分否定と全体否定 解答手順・テクニック
問題次の語を英訳せよ。
「すべての生徒がその計画に反対しているわけではありません。」

サル
「全員は反対していません」だからこうかな。

All the students are not against the plan.

ウサギ
それだとちょっとまずいんですね。正解はこうです。

Not all the students are against the plan.
すべての生徒がその計画に反対しているわけではありません。

サル
not がそんなところにあるの?

ウサギ
all という全体をあらわす語の前に否定語を置くことで、「部分否定」を表します。部分否定というのは「全部というわけではない」という否定です。

部分否定は、どの部分に「否定語」を、置けばいいのか分かりにくいよね。

では簡単な覚え方を教えるね。

分否定・・・「部」が前にある → 全体をあらわす語の前に、否定語がある
否定・・・「部」が後にある

サル
じゃあさっき僕が言った、All the students are not against the plan. は、「すべての学生は反対しませんでした」と「全部否定(全体否定)」になるのですか?

ウサギ
そこが難しいところで All the students are not against the plan. という言い方は、「部分否定」とも「全部否定(全体否定)」ともとられかねないので、あまり使わないんだって。

サル
じゃあ「すべての学生が反対しませんでした」と、「全部否定(全体否定)」にするにはどうしたらいいのですか?

ウサギ
こういう言い方ができますね。

No of students are against the plan.
None of the students are against the plan.
その計画に反対している生徒はいません。

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