否定の副詞(句) があるときの倒置
問題( ) 内を並びかえて、正しい英文にしなさい。
Not (close / did / forget / I / only / the / to / window), but I also forgot to sweep.
Not (close / did / forget / I / only / the / to / window), but I also forgot to sweep.
「not only A but also B / AだけでなくBも」のやつですね。知っていますよ。
ん? 単語の数が合わないぞ。
did が余っていますね。あとよく見ると、問題文にあるのは forgot ではなく、forget なんですよ。実はこれは「倒置」がおこっているんですね。
否定の副詞(句) があるときの倒置
否定の副詞(句) で文を始めるときは、後ろは疑問文と同じ語順になります。
なるほど、倒置ね。うっかりしていました。
では、次の問題に挑戦してみましょう。
「~もそうだ」「~もそうではない」の語順
問題( ) に適する語を、次の1~4から選べ。
She has been here before, and ( ).
1. so am I / 2. so have I / 3. so did I / 4. so I did
She has been here before, and ( ).
1. so am I / 2. so have I / 3. so did I / 4. so I did
今回は否定の副詞ではないので、ふつうの語順でいいんですよね。じゃあ、答えは1つしかないですね。
違います。これも倒置がおこっているんです。
「~もそうだ」「~もそうではない」の語順
前に出た話を受けて「~もそうだ」→ so+疑問文の語順
前に出た話を受けて「~もそうじゃない」→ neither (nor)+疑問文の語順
「so do I」や「neither do I」の表現はよく見かけますね。もう一度「倒置」に関して見直しておかないといけないね。
では、次の問題に挑戦してみましょう。
「so+主語+動詞」の語順になるパターン
問題( ) に適する語を、次の1~4から選べ。
You said she was kind and so ( ).
1. is she / 2. she is / 3. you are / 4. do you
You said she was kind and so ( ).
1. is she / 2. she is / 3. you are / 4. do you
さっきと同じような問題じゃないですか。後ろは疑問文の語順だから、「1. is she」か「4. do you」が候補ですね。でも「4」なら「あなたは彼女が親切だと言いました、そしてあなたもです」みたいになっちゃうよなぁ。これはダメですね。
これは先ほどのパターンとは、違うんですよ。
「so+主語+動詞」の語順になるパターン
「実際にそうだ」の意味のときは、「so+主語+動詞」の語順になります。
はぁ、これは意地悪問題みたいだね。
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