「万一~すれば」と実現の可能性が少ない仮定をあらわすとき、仮定法未来という表現を使います。
どういう形になるのですか?
仮定法未来には、実現の可能性が少ない仮定をあらわす用法と、可能性が「0%」に近いときの仮定をあらわす用法があります。その違いと、どうやって使い分けるかを確認していきましょう。
それぞれ条件節の形が違うので、区別をつけることができます。まずは普通のパターンから見ていきますね。
仮定法未来
条件節 → 「If+S+should ~.」
帰結節 →will / would+動詞の原形、shall / should+動詞の原形、can / could+動詞の原形、may
/ might+動詞の原形
※ 帰結節に命令文が来ることもあります。
If I should be late, start dinner without me.
万が一遅れたら、私抜きで夕食を始めてください
万が一遅れたら、私抜きで夕食を始めてください
これは話し手が「そうはならないだろうなぁ」と思いながら話しているんですね。
可能性が0%に近いときの仮定法未来
可能性が「0%」に近いときには、違う形の仮定法を使います。
条件節 → 「If+S+were to ~.」
帰結節 → would+動詞の原形、should+動詞の原形、could+動詞の原形、might+動詞の原形
※ 帰結節に、助動詞の現在形や命令文は使いません。
What would you do if war were to break out?
仮に戦争が起こったら、どうしますか
仮に戦争が起こったら、どうしますか
be to ~ で「予定」をあらわす表現がありましたね。あれの仮定法パターンですね。
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