条件が if節であらわされずに、副詞 (句) などに含まれることがあります。主文の動詞の形で仮定法かどうかが判断できますよ。
どういうこと?
つまりこういうことです。
主文の形で仮定法と判断されるパターン
主文の動詞の形が「助動詞+動詞の原形」→「仮定法過去」と考えられる
主文の動詞の形が「助動詞の過去形+have+過去分詞」→「仮定法過去完了」と考えられる
In your place, I would study English harder.
もし私があなたの立場だったら、もっと熱心に英語を勉強をするのになぁ。
もし私があなたの立場だったら、もっと熱心に英語を勉強をするのになぁ。
主文に注目して、時制に違和感があれば、仮定法を疑えばいいんですね。
そうですね。あと if がなくても仮定法になるパターンで、よく使われる語句があります。それぞれ例文を使いながら確認していきましょう
without ~ , but for ~ / もし~がなければ (なかったなら)
Without your advice, I would have failed that interview.
もしあなたのアドバイスがなかったら、私は面接に失敗していただろうなぁ。
もしあなたのアドバイスがなかったら、私は面接に失敗していただろうなぁ。
otherwise / もしそうでないなら (なかったなら)
otherwise は、前文の内容に対して「違うなら」という条件をあらわします。
He did what he had been told; otherwise he would have been scolded.
彼は言われたことをした。もしそうでなかったら、叱られていただろうなぁ。
彼は言われたことをした。もしそうでなかったら、叱られていただろうなぁ。
訳してみれば、なんとなくそうなりますよね。
不定詞の副詞的用法や分詞構文が条件をあらわすこともあります。
不定詞の副詞的用法が条件をあらわす
To hear his speak, you would think he was Spanish.
彼の話を聞くと、彼はスペイン人だと、あなたは思うだろうなぁ
彼の話を聞くと、彼はスペイン人だと、あなたは思うだろうなぁ
また主語自体が条件をあらわすこともあります。
主語自体が条件をあらわす
A true friend would not say such a thing.
本当の友達なら、そんなことは言わないだろうなぁ。
本当の友達なら、そんなことは言わないだろうなぁ。
would / should / could / might があれば、仮定法の可能性を考えたほうがいいですね。
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