否定を含む慣用表現では、次のものが重要です。それぞれ例文を使いながら確認していきましょう。
cannot help ~ing , cannot but+動詞の原形 / ~せずにはいられない
I couldn’t help laughing at his joke.
I couldn’t but laugh at his joke.
私は彼の冗談に笑わずにいられなかった
I couldn’t but laugh at his joke.
私は彼の冗談に笑わずにいられなかった
後ろが ~ing になるのか、「原形」になるのかに、注意しないといけないね。
cannot too ~ , cannot ~ enough / いくら~してもしすぎることはない
You cannot be too careful.
いくら注意をしてもしすぎることはないよ。
I cannot thank him enough.
私は彼にいくら感謝してもしきれない
いくら注意をしてもしすぎることはないよ。
I cannot thank him enough.
私は彼にいくら感謝してもしきれない
nothing but ~ / ~しかない
There was nothing but a table in the room.
部屋にはテーブルしかなかった。
I couldn’t nothing but cry.
私は泣くしかなかった。
部屋にはテーブルしかなかった。
I couldn’t nothing but cry.
私は泣くしかなかった。
これは二重否定の表現ですね。
There is nothing like ~ / ~ほどよいものはない
There is nothing like music.
音楽ほどいいものはない。
音楽ほどいいものはない。
not ~ until … / …するまで~しない・…してはじめて~する
Health is not valued until sickness comes.
病気になるまで健康の価値がわからない
病気になってはじめて健康の価値がわかる
病気になるまで健康の価値がわからない
病気になってはじめて健康の価値がわかる
これは後の方の訳ができるようになりたいですね。
It is not long before ~ / まもなく~
It will not be long before the building is built.
まもなくその建物は建てられるでしょう
まもなくその建物は建てられるでしょう
It will not be long before ~ の形でよく出てきますね。「ビーロングビフォアー」というのが、韻を踏んでいて面白いです。
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