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否定語のない否定文

否定語のない否定文 高校レベル英語の解説

ウサギ
文中に否定語がないのにもかかわらず、否定の意味をあらわす表現があります。それぞれ例文を使いながら確認していきましょう。

anything but ~ , far from (being) ~ / 決して~ではない。

He is anything but a gentleman.
彼は決して紳士ではない。
She is far from a fool.
彼女は決してバカではない。

ネコ
anything but ~ は「~以外の何か」、far from ~ は「~から遠く離れている」なので、「決して~ではない」となるんですね。

fail to ~ / ~できない、~しない

I fail to see the difference.
私には違いがわからない。

ウサギ
fail to ~ は「~するのに失敗する」なので「~できない」となります。

the last A to (that, who) ~ / 決して~しない A

He is the last man to tell a lie.
彼は決してうそをつかない男だ

ネコ
「うそをつく最後の男」→「うそをつくなら世界で一番最後」→「決してうそをつかない」となっているですね。

free from ~ / ~がない

He is free from care.
彼には心配がない。

ネコ
心配から解き放たれて「自由」なイメージですね。

too ~ to … / ~すぎるので…できない

He is too young to drive a car.
彼は若すぎるので、運転できない。

ウサギ
「…するには~すぎる」→「~すぎるので…できない」となっています。

above ~ / ~の及ばない

The book is above my understanding.
この本は私には理解できない

above ~ing / ~をしない

He is above telling a lie.
彼はうそをつかない。

beyond ~ / ~の及ばない

The fire was beyond control.
その火事は手がつけられなかった。

ネコ
above も beyond も「超えていく」イメージから「及ばない」となっているんですね。

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この記事を書いた人
nekoeigo

鼻が乾いているネコです。中学生・高校生の英語を指導しています。そこで気づいたことや、みんながよくするミスをを踏まえて記事を書いています。英語参考書の出版経験あり。X や Facebook では、「お気楽英語」の更新情報をつぶやいたり、なんかそれらしいことをつぶやいたりしています。

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