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by 以外の前置詞を使う受け身(受動態)

by を使わない受け身の文 中学レベル英語の解説

受け身の文は普通 by を使って行為者をあらわします。しかし、普通の文の目的語が受け身の文の行為者でない場合もあり、そのときは by ではなく別の前置詞が用いられることがあります。どういうときに by 以外の前置詞を使うのかを、例文を使いながら解説します。

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by 以外の前置詞を使う受け身

ウサギ
受け身 (受動態) の文は普通 by を使って行為者をあらわすんですけど、普通の文の目的語が受け身 (受動態) の文の行為者でない場合もあり、そのときは by ではなく別の前置詞が用いられます。

この場合は決まり文句として、覚えておくのがいいですよ。それぞれ例文を使いながら確認していきましょう

前置詞によって意味が変わるもの

be known to ~ / ~に知られている
be known by ~ / ~によって判断される

The fact is known to everybody.
その事実はみんなに知られています。
A man is known by his friends.
人は友達によって判断される。

ネコ
by ~ は、「~によって判断される」となるんだね。これは危ないね。

be made of ~ / ~でできている (材料 / 性質が変わらない)
be made from ~ / ~によって作られる (原料 / 性質が変わっている)

The desk is made of wood.
その机は木でできています。
Bread is made from flour.
パンは小麦粉からできています。

ネコ
机なんかは、木を切ってそのまま作っているけど、パンは小麦をこねたり、発酵させたり、いろいろしているよね。その辺の手間がかかっている分 from 感がありますね。

感情を表すもの

ウサギ
次のような場合 (感情をあらわすものが多い) は、日本語では「~される」「~されている」とは言わないですが、英語では受け身 (受動態) で表されます。

be surprised at ~ / ~に驚く

I was surprised at the news.
私はそのニュースに驚いた。

be pleased with ~ / ~を気に入る

He is pleased with his new car.
彼は新しい車を気に入っています。

be satisfied with ~ / ~に満足する

They were satisfied with the result.
彼らはその結果に満足した。

ネコ
日本語では「驚く」だけど、英語の発想は「驚かされる」なんですね。なんか面白いですね。

その他の表現

ウサギ
その他にはこういうものがあります。

be based on ~ / ~に基づいている

This story is based on fact.
この物語は事実に基づいています。

be covered with ~ / ~で覆われている

The mountain is covered with snow.
その山は雪で覆われています。

be interested in ~ / ~に興味がある

I am interested in French.
私はフランス語に興味があります。

be filled with ~ / ~に満たされている

The garden was filled with flowers.
その庭は花に満たされています。

be dressed in ~ / ~を着ている

She is dressed in white.
彼女は白の服を着ています。

ネコ
たくさんありますね。何かいい覚え方はないですか?

ウサギ
「アッと驚く」なんてダジャレで覚えるやり方もありますが、実際は何度も口に出して慣れてしまうのが一番ですね。

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