形容詞には「限定用法」と「叙述用法」があります。「限定用法」と「叙述用法」では、それぞれどの位置に置かれるのでしょうか。「限定用法」と「叙述用法」は、どのような用法になるのでしょうか。今回は形容詞の「限定用法」と「叙述用法」について、解説します。
形容詞の2つの用法
形容詞には用法が2つあります。それは「限定用法」と「叙述用法」です。それぞれ位置が違うので、例文を使いながら確認していきましょう。
形容詞って「赤い」とか「美しい」とかですよね。用法が二つあるってどういうことですか。
形容詞の限定用法
1つ目は形容詞の限定用法です。
形容詞の限定用法とは、「形容詞+名詞」の語順で、名詞を修飾する用法です。
This is a beautiful flower.
これは美しい花です
これは美しい花です
この「beautiful / 美しい」は「flower / 花」を、修飾しています。これが1つ目の用法です。
普通の形容詞の用法ですね。これなら大丈夫ですよ。
形容詞の叙述用法
もうひとつは形容詞の叙述用法です。
形容詞の叙述用法とは、be動詞などの後に置かれて、主語の様子をあらわす用法です
This flower is beautiful.
この花は美しい
この花は美しい
確かに、この beautiful は名詞を修飾していません。あまり気にしていなかったですが、これが叙述用法というやつだったんですね。
細かい用語は置いといて、「名詞とセットになるパターン」と、「動詞の後ろに単独で置かれるパターン」の二つが、形容詞にはあるということです。
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