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ケアレスミス・うっかりミスを減らす方法

おすすめ勉強方法

「テストどうだった?」と聞くと、「いやぁー、またやっちゃいました。」との返事。単位のつけ忘れ、記号で答えるべきところを用語で答える、「当てはまらないものを選べ」なのに当てはまるものを選んでしまう…… などなど。

「これがなかったら、90点でしたよ~」と言いますが、こういうミスをする人は毎回同じことを言っているような気がします。どうしたら、ケアレスミスやうっかりミスを、減らすことができるのでしょうか? ケアレスミス・うっかりミスを減らす方法を考えてみましょう。

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ケアレスミスも普通のミスも同じミス

まず「ケアレスミスがなかったら、90点でしたよ~」と言っている時点で、考えが甘いです。そんなことを言っても、70点のテストは70点です。ケアレスミスがあるから、おまけにプラス10点とはなりません。

ケアレスミスを繰り返す人の多くは、「ケアレスミスをしなければ90点だった」→「俺の実力は90点だ」→「今回のテストは90点だった」と勝手に、記憶を変えています。そして勝手に目標を達成したことにして、ミスについて反省をしません。これが問題です。

問題を間違えて目標に届かなかった場合は、悔しくて見直しをします。そしてその間違えた問題を理解して、次に同じ問題が出た時には正解できるようになります。

しかし上記で述べたようにケアレスミスの場合は、反省をしないので同じミスを繰り返してしまいがちです。ケアレスミスも普通のミスと同じように、しっかり悔しがって、二度と同じミスを繰り返さないぞ、と思えるほど反省できるかがポイントです。

字を丁寧に書く

ケアレスミスが多い人は、字が雑なことが多いです。

数字の6と0の区別がつかない。筆算のけたを、きちんとそろえない。難しい漢字をごまかして書く。途中式があっちに行ったり、こっちに行ったりしているひとも多いですね。

途中式を確認していて、「ここなんだけど、マイナスの符号って書いてるの?」「…… わかりません」なんてこともあります。いや、書いたのはあなたですよ。

別にきれいな字を書く必要はありません。丁寧な字を書きましょう。急いで書いても、丁寧に書いても、時間はさほど変わりません。むしろ雑に書くと失敗してしまい、それを修正する時間が余計にかかります。そして丁寧に書くだけでも、ケアレスミスに関してはずいぶん変わってきます。

日常生活から改善する

忘れ物の多い人がいます。毎回テキストを教室に置いたまま、家に帰ってしまう人がいます。学校に提出しなくてはならないプリントを、置いて帰ることもよくあります。

「永久保存版ですよ」と言って渡した、不規則動詞の一覧表。それをその翌週に、出すように言うと、カバンの底からぐしゃぐしゃの物があらわれます。

ファイルを持って帰らせて、親のサインをもらってまた持ってくるように言います。すると翌週、そのファイルを持ってきません。あるいはそのファイルに、親のサインがありません。

「ちゃんと、おうちの人に渡した?」と聞くと、「いや、なんか、テーブルの上に……なんか……」と、何やらよくわからないことをモゴモゴと口にします。

こういうことは全部、テストのケアレスミスにつながっています。「そんなのテストと関係ない」と思う人がいるかもしれませんが、実は関係は大ありです。

従って、ケアレスミスを減らしたければ、日常生活から改めてください。帰る前に机の中をのぞいて、忘れ物がないかをチェックする。カバンの中や、机の上を整理する……などなど。

テストの時だけ、注意深くなろうだなんて、虫が良すぎます。日ごろから注意深くなりましょう。

まとめ

ケアレスとは「care / 注意、配慮、気配り」が「less / 少ない、小さい」ということです。

このケアレスを改善する方法は、日常にもあふれています。例えば、道を歩くときに、少し目線を上げてみるといいかもしれません。そして周りを見渡します。すると「空き缶が転がっているなぁ」「タンポポが咲いているなぁ」と気づくことができます。

テストも同じことです。集中してのめりこむのも、時と場合によっては必要です。しかしヒントは思わぬところに転がっているものです。少し引いた目線で余裕を持つことで、気づけることが増えるかもしれません。そういった心の余裕が、ケアレスミスやうっかりミスを減らすのに実は大切なのです。

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