定期テストの勉強と受験勉強のどちらを優先するべきか

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中学三年生の1月の末には、最後の学年末テストがあります。この時毎回話題になるのは「定期テストの勉強をしたらよいか、受験勉強をしたらよいか」というものです。どちらをすればよいと思いますか?

それ以外にもどちらを優先するべきか、迷う場面はいろいろあります。一つ一つ見ていきましょう。

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提出物を仕上げるのと、定期テスト勉強のどちらをするべきか

「提出物を仕上げるのと定期テスト勉強のどちらをしたらいいですか」

定期テストの一週間前に、こういうことを言う人が出てきます。勉強というものが分かっている人は、この質問のおかしさが分かると思います。

「あのね。提出物になっている内容は定期テストの範囲だから、提出物を仕上げることがそのまま定期テスト勉強になっているんだよ」と話します。

それを聞いてその子は、なんだかわかったようなわからないような微妙な反応をして、引き下がります。 その子の中では、提出物を仕上げることと、定期テストの勉強というのは別物なのです。つまり提出物を仕上げるというのは、単に答えを丸写しすることだと考えているのです。

またこの手のタイプは定期テストの勉強というのも少し勘違いがあります。英単語のカードを一生懸命に作ったり、教科書を一から見直して、ノートにまとめたりして、それが定期テスト勉強と考えているのです。

そもそも定期テスト一週間前になって、提出物が残っているのもすでに後手です。ですが、それは別にしても、提出物を仕上げるということの意識を変える必要があります。

つまり提出物を仕上げる目的は提出することではなく、テスト範囲で自分の弱点を把握するためなのです。ですから、しっかり実力で取り組んで、分からなかったら解説を読んで確認。それでもわからなければ、誰かに質問して解決しましょう。

そうすれば、提出物を仕上げることがそのまま、定期テスト勉強になっていますよね。そして余裕があれば、そこから本番を想定した過去問や、まとめ問題に取り組めば完璧です。

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定期テストの勉強と、英検の勉強のどちらをするべきか

「定期テストの勉強と英検の勉強のどちらをしたらよいですか」 英検や漢検の時期には、こういう質問もよくあります。これに対しては「定期テストの勉強を優先したほうがいいね」と言います。

英検を持っていることで、入試で優遇される学校もあります。ですが、それよりは内申点の方が重要です。そしてその内申点に直接つながる定期テストは、まず重視されるべきものです。

受験だ、入試だ、と言っても、時期によってはなかなかピンとこないと思います。しかしその人生の分岐点の一つである入試に匹敵するくらい重要なイベントが定期テストなのです。

どうも話を聞いていると、定期テストを軽く見ている人が多いです。定期テストは自分の人生を左右する重要イベントの一つであることをしっかり意識しましょう。つまり優先すべきは英検よりも定期テスト勉強です。

実力テストの勉強と、定期テストの勉強のどちらをするべきか

「実力テストと定期テスト勉強のどちらをしたらいいですか」

時期によっては実力テストの日程と、定期テストの日程が近いことがあります。そういう時は、こういう質問がよくあります。これに関しても「定期テストの勉強を優先したほうがいいね」と言います。

ただ、こう言うと、「実力テストは実力なので、勉強しなくていいんですね」と言う人が出てきます。それは違います。

実力テストと定期テストのどちらを優先すべきかと聞かれたら、定期テストを優先すべきだということであって、実力テストの勉強をしなくていいとは一言も言っていません。どういうことか、分かりますかね。

定期テストの目的は先ほど話しました。内申点の目安にするためです。

では実力テストの目的は何でしょうか。実力テストの問題は、それぞれの都道府県の公立高校の入試問題に沿って、作られていることが多いです。だからそれをすることで、入試本番でどれくらいの点数を取ることができるのかが、予測できるのです。

ではその実力テストの点数が取れていないと、どういうことが起こるでしょうか。

内申点から考えると合格ラインギリギリの学校があるとします。本番で普通の点数が取れれば合格できそうです。しかし実力テストで点が取れていなければ、学校の先生は「この子は本番で点が取れないだろう」と判断し、受験を認めてくれません。

実力テストの点数が取れていないと、そういうことが起こるのです。なので、実力テストは実力テストで頑張らないといけません。テスト前に過去問やまとめ問題などに挑戦して、復習をしておく必要はあります。

ですが、定期テストと比べると優先順位は下です。それは定期テストが直接内申点にかかわってくるということもそうですが、実力テストの試験範囲が広く、勉強の即効性が薄いからです。なので同時期にあるなら、定期テストが優先です。

定期テストの勉強と、受験勉強のどちらをするべきか

そして三年生の一月です。「定期テストの勉強と受験勉強のどちらをしたらよいですか」という質問がでます。

その質問をする子たちはおそらく、「受験勉強が優先」という答えを期待しているかもしれません。しかしやはりここでも「定期テストの勉強を優先したほうがいいね」と私は答えます。何回も書いている通り、定期テストは内申点にかかわる重要なテストだからです。

とはいえ中には入試のシステムの関係で、その学年末テストの結果が反映される内申点が、入試結果に関係しない場合もあります。それをもって「定期テストの勉強はしなくていい」という人が出てきます。

しかし、これは最初に確認した「提出物を仕上げるのと定期テスト勉強のどちらをするべきか」の話と同じことです。定期テストの範囲からも入試問題は出題されるのですから、定期テストの勉強をすることがすなわち受験勉強になっているのです。

せっかく定期テストという目安を学校が作ってくれているのですから、それをもとに勉強をする方が理にかなっているとは思いませんか。なのでそのような場合であっても、「定期テスト優先」です。

ですが、絶対に受験勉強をしたらいけないというわけではありません。定期テストの勉強をしていて、煮詰まることがありますよね。そういう時は気分転換に受験勉強、つまり入試問題をやるのです。

定期テストの気分転換に、入試問題をするという感覚が自分のものになった人は、強いですよ。これを発展させて、英語の気分転換に数学。数学の気分転換に社会。社会の気分転換に…… と永遠に勉強をし続けることができます。

まとめ

中学校の勉強で、何を優先するべきかという話を書きました。基本的には定期テストを重視して、勉強を進めていくのが良いです。

もちろん状況はいろいろありますので、臨機応変な対応が必要な時もあります。とはいえ、「定期テスト重視」という軸を一本持っておくことで、大きく道を踏み外すことがなくなるのではないかと思います。

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