視力と成績は比例する理由

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成績が悪い原因は色々あります。もちろん勉強不足、真面目に授業を聞いていない、宿題をしていない、などなど。実はそれに加えて、「視力が悪い」というものもあります。今回はそれについて書いてみます。

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黒板を見ない生徒

黒板を使って授業をします。「この式のこの部分を見てね。分数になっていますね。そしてここの分子の形を見てね。こっちとこっちの違いに注目。こっちは1つ、こっちは2つ項がありますね。こうなっている場合は、こうやってかっこをつけて計算すると……」と黒板に書いた式を指しながら、解き方の説明をします。

ちらちら生徒の様子を確認しながら、説明をするのですが、ほとんどの生徒はこちらを見ています。「こっち」とか「ここ」とか言っていますので、その差す部分を見るのは当然です。しかしそういう説明をしているにもかかわらず、自分が持つテキストの方に目線が落ちている子が、クラスの中にいることがあります。

説明が終わると、練習問題を解かせます。そして問題を解いている様子を、生徒の周りをうろうろしながら確認します。すると先ほど目線が下を向いていた子の問題の解き方が、黒板で説明したものと違うのです。テキストに書いてある解き方を、そっくりそのままやっているんですね。

黒板で説明する解き方は、テキストとは違うことがあります。テキストでは途中式が丁寧すぎるので、その部分を省いたり、あるいは逆にひと手間加えて、ミスが出ないようにしたりすることがあるのです。より実践的な解き方を授業では説明しているのです。

しかしその子は、その説明中も目線がテキストにあるわけですから、解き方はテキストと同じになります。黒板の説明と同じにはならないのです。

では、この子は授業を聞く気がないのでしょうか? 反抗しているのでしょうか? 実はそうでありません。よくよく見てみると、話している内容をちょこちょことメモしています。結論から言うと、その子は視力が悪いのです黒板の内容が見えないので、説明される音声とテキストの内容を組み合わせて、授業を受けていたのです。

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黒板を見ないとどうなるのか

すると問題が出てきます。テキストの内容と、先生の説明内容にずれがあるからです。テキストの内容とずれている部分の先生の説明は、頭に入りません。むしろそういうところこそが問題を解くときのポイントなのですが、テキストの内容とは違うため、頭には入ってこないのです。あるいは、先生の説明内容を自分の都合の良いように誤変換することもあります。

そういった状況に気づくことができれば、その子のところに行って「テキストではこう書いてあるけれど、これは説明のためにこう書いているのであって、実際はこの部分を飛ばしてこうやるんだよ」と、もう一度説明することができます。

しかしこういうケースは、少人数クラスなら目が届きますが、大人数なら見逃されることもあるでしょう。またテキストの内容が間違っているわけではないことも、この問題が表に出てきにくい原因でもあります。つまりその子はそれなりに正解するのです。そのため、授業内容を理解していると判断されて、そのまま進んでしまいがちです。

そしてある程度進んで、応用問題など取り組んでいると、時限爆弾が時間をおいて爆発するように、完全にわからなくなるのです。その時には、もうどこでつまづいたのかわからなくなっています。いわゆる「何がわからないか、わからない」という状態です。

まとめ

もう一度確認すると、この問題の原因は「視力」です。黒板が見えないので、テキストと先生の説明という、ずれたものを組み合わせて授業を受けてしまっているのです。それを改善する必要があります。つまり眼鏡です。それにより、まともに授業を受けることができます。

いまはスマホなどで、目を酷使することが増えています。視力検査の結果を気にしていただくのはもちろんです。あとは成績が悪くなった時にも、勉強不足ということだけではなく、もしかすると視力が悪くなったのではないか、と疑ってみるのも大切なことではないかと思います。

視力と成績は比例します。視力が悪い場合は、必ず矯正してあげてください。

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教育・子育て
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