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SVO+to do になる動詞

高校レベル英語の解説
問題His mother (  ) to be more careful in the choice of words.
1. advised him / 2. said him / 3. suggested him / 4. warned to him

ネコ
「彼の母は言葉の選択にもっと注意するように彼に言った」みたいな話ですよね。うーん、どれもありそうだなぁ。

ウサギ
「1」~「3」の選択肢は、動詞に目的語がついています。これが正解を導くポイントかな。実は「SVO+to do になる動詞」というのがあります。それを確認してみましょう。

SVO+to do になる動詞

・allow A to do 「Aが~するのを許す」
・advise A to do 「Aに~するよう助言する」
・ask A to do 「Aに~するよう頼む」
・cause A to do 「…が原因でAに~させる
・encourage A to do 「Aに~するよう仕向ける」
・force A to do 「無理やりAに~させる」
・get A to do 「Aに~させる」
・tell A to do 「Aに~するように言う」
・want A to do 「Aに~してほしい」
・warn A to do  「Aに~するよう警告する」

上記の動詞は、Aの部分が不定詞の意味上の主語になります。つまりAの部分に人が入って「Aが~
(不定詞の内容を) する」という意味になります。

He advised his daughter to cut down on her drinking.
彼は娘にお酒の量を減らすよう忠告した。

ネコ
この英文では、お酒の量を減らすのは「娘」ってことですね。

ウサギ
あと大切なのは、間接目的語をとらない動詞を一緒に確認しておくことです。

間接目的語をとらない動詞

announce(発表する)/ describe(説明する)/ deliver(届ける)/ mention(述べる)/ say(言う)/ suggest(提案する)/ report(報告する)/ return(戻す)

テストでは、選択肢にこういった英単語と混ぜられて出題されます。

ネコ
ふむふむ。「2」の say と「3」の suggest は間接目的語をとらない動詞なのに、間接目的語がついちゃっているからダメですね。

逆に「4」の warn は間接目的語を取る動詞なのに、前置詞の to を使ってしまっているからダメ。

「1」の advise は、SVO+to do をとる動詞なので、これが正解かな?

His mother advised him to be more careful in the choice of words.
彼の母親は彼に言葉の選択にもっと注意するように忠告した。

ウサギ
はい、正解です。

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