発音問題で苦労することはありませんか。英語は発音とつづりにルールがあって、それをフォニックスといいます。ですがテストで狙われるのは、その発音のルールの例外です。今回はその中で特に狙われる oa の発音と、その他の注意すべき発音の例外を紹介します。
oa の発音と例外
1. abroad / 2. approach / 3. coat / 4. throat
この中で1つだけ違う発音のやつがあるのですか? 下線があるのは oa ですね…「オア」って読むのですか?
違うよ。そんなローマ字読みをしていたら、相手に伝わらないよ。英語の発音とつづり字の間には規則があって、その規則を知っていれば、きちんとした発音ができるようになるよ。
早く教えてよ~。
まず母音字の後に子音字が1つあって、その後に e が来て単語が終わるとき、その母音字はアルファベットの発音どおりに発音されます。
また母音字と語尾のeの間に子音字がなくても -ie / -ue / -uo といった語で終わるとき、その母音字はアルファベットの発音どおりに発音されます。
また -ind / -igh や -old / -ost といった [ i ] や [ o ] も、その母音字はアルファベットの発音どおりに発音されます。sion の前にある i 以外の母音も…
もう結構です… それより oa の発音は?
あっ、そうだったね。oa は「オウ」と発音するよ。ちなみに ou は「アウ」と発音し、au は「オー」と発音するよ。
えっ? oa は全部同じ「オゥ」という発音になるのですか? じゃあ、この問題の答えはどうなるの?
実はその規則には例外があって、abroad と broad の oa だけは「オー」ってなるんですよ。
ということは、この問題の正解は「1」なんですね。
注意すべき発音の例外
せっかくなので、注意すべき発音の例外を確認しておきましょう。
au / aw → [ɔː]
例外 [æ] laugh / aunt
ou / ow → [au][ou]
例外 [ɑ] knowledge
ea →[iː][e]
例外 [ei] break / great / steak
oo → [uː] [u]
例外 [ʌ] flood / blood
ai → [ei]
例外 [e] said
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