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very much / so much / that much の使い分け

much を強める副詞 very / so / that 高校レベル英語の解説

very much / so much / that much はそれぞれ意味を強める表現です。では、very much / so much / that much にはどういう違いがあるのでしょうか。

「very much と so much」「so much と that much」に分類して、それぞれの違いを確認していきましょう。

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very much と so much の違い

まずは very と so の違いを確認しましょう。

Thank you very much.
どうもありがとう。
Thank you so much.
本当にありがとう。

あんまり違いがないような気がするなぁ~。

「Thank you very much.」は普通の言い方です。「Thank you so much.」はたとえば、命を救ってもらったときの言い方です。感情が強く入っています。

so much の方が、強いんですね。

so much と that much の違い

次は so と that の違いを見ていきましょう。

He eats so much.
彼はとても多く食べます。
I can’t eat that much.
私はそんなに多く食べられません。

これは意味が違いますね。

He eats so much. の so は、単に much (量) を強めて、とても量が多いことを表します。I can’t eat that much. の that は、ふつうは疑問文・否定文で用いて、「それほど」の意味を表します。

使う文の種類が、違うんですね。

まとめ

very much と so much と that much について、まとめましょう。

very much は、客観的であまり感情が入りません。
so much は、主観的で話し手の感情が強く入ります。
that much は、前述の具体的な数量を指して、「それほど多く」の意味になります。

なるほどね。

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この記事を書いた人
nekoeigo

鼻が乾いているネコです。中学生・高校生の英語を指導しています。そこで気づいたことや、みんながよくするミスをを踏まえて記事を書いています。英語参考書の出版経験あり。X や Facebook では、「お気楽英語」の更新情報をつぶやいたり、なんかそれらしいことをつぶやいたりしています。

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高校レベル英語の解説

コメントをどうぞ

  1. 匿名 より:

    too much とvery much の意味の違いが知りたい。

    • nekoeigo nekoeigo より:

      I like dogs very much. / 私は犬が大好きです。
      He likes dogs too much. / 彼は犬が好きすぎます。

      too には「~しすぎ」という否定的なニュアンスがありますね。

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