分詞の形容詞的用法と知覚・使役動詞に関する注意点

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ネコ
分詞って「現在分詞」と「過去分詞」があるよね。現在分詞は現在進行形のとき使ったし、過去分詞は受動態や完了形のとき使ったね。

ウサギ
それ以外に、分詞が形容詞や副詞の働きをする用法もありますよ。今回はそれを見ていきますね。

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分詞の形容詞的用法

分詞の限定用法 (名詞を修飾する用法)

分詞が1語で名詞を修飾するとき、分詞は名詞の前に置きます。分詞が目的語や副詞句などを伴って2語以上になるときは、名詞の後ろに置かれて名詞の後ろから修飾します。

現在分詞は「~している」、過去分詞は「~された(~されている)」という意味になります。

The girl playing tennis is Emi.
テニスをしている女の子はエミです。
This is a car used in many countries.
これは多くの国で使われている車です。

分詞の叙述用法 (補語になる用法)

第3文型の補語

分詞を「S+V+C」の第3文型の補語として使う用法では、現在分詞なら「S が~している」、過去分詞なら「S が~される」の関係になります。

I kept waiting for him.
私は彼を待ち続けた。→「 私が待っている」
The door kept closed.
そのドアは閉められたままだった。→「ドアが閉められる」
第4文型の補語

分詞を「S+V+O+C」の第4文型の補語として使う用法では、現在分詞は「O が~している」の関係になって、過去分詞は「O が~される」の関係になります。

I kept him waiting for an hour.
私は彼を一時間待たせた。→「彼が待っている」
I kept the door closed.
私はそのドアを閉めたままにした。→「ドアが閉められる」

ネコ
現在分詞か過去分詞か、どちらを使えばよいか迷ったときのいい見分け方ってありますか。

ウサギ
こういう見分け方がありますよ。

対象が「人」なら「現在分詞」にする。対象が「物」なら「過去分詞」にする。
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知覚動詞

ウサギ
次は「知覚動詞」に関するものです。

「知覚動詞+O+原形不定詞」は、動作の全部を表します。
「知覚動詞+O+現在分詞」は、動作の一部 (まさにその瞬間) を表します。

I saw him cross the road.
私は彼が道路を渡るのを見た。(渡り始めから渡り終わりまで)
I saw him crossing the road.
私は彼が道路を渡っているのを見た。(渡っている途中の瞬間)

ネコ
どちらも同じような内容だけど、「現在分詞」を使っている方が、気持ちがこもっている感じがするね。「原形不定詞」の方は、ただ事実を述べているだけだね。

使役動詞

ウサギ
最後に「使役動詞」に関するものです。

let+O+原形不定詞 / Oが~するのを許す

使役動詞の中でも let は、分詞を目的格補語にしません。

I am going to let her do as she likes.
私は彼女を好きなようにさせるつもりです。

make+O+過去分詞 / O を~ (の状態) にする

make は現在分詞を補語にとらないことに注意しましょう。

I could not make myself understood in English.
私は英語で理解させられなかった。

have+O+過去分詞 / O に~させる

「have+O+過去分詞」には「使役」と「被害」の2とおりの意味があって、どちらの意味にするかは、文脈から判断します。

I had my hair cut.
私は髪を切ってもらった。(使役)
I had my wallet stolen.
私は財布を盗まれた。(被害)

ネコ
どちらも「~されている」んだけど、それが自分の希望なのか、違うのかによって意味合いは変わるんですね。

ウサギ
最後に少し迷うものを紹介します。

何に焦点を当てるかによって、「原形」か「過去分詞」かを使い分けるパターン。

I had him cut my hair.
私は彼に髪を切ってもらった。
I had my hair cut (by him).
私は (彼に) 髪を切ってもらった。

上の文の cut は「動詞の原形」です。him に焦点が当たっています。
下の文の cut は「過去分詞」です。my hair に焦点が当たっています。

ネコ
cut が A-A-A型の不規則変化だから、見た目では区別ができないですね。でも、対象が「物」だと「過去分詞」という法則は成り立っているね。

コメント

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