単語の「品詞」が分かっていると、いろいろ使えるテクニックがあります。どういう品詞があるのか、それぞれどういう特徴があるのかを見ていきますね。
名詞
人や者の名をあらわす品詞。主語・補語・目的語になる。
(基本的に) 冠詞・所有格・前置詞の次の品詞は名詞になる。
意味が分からなければ「物」「こと」などと訳してみるとよい。
代名詞
名詞の代わりになる品詞。主語・補語・目的語になる。
代名詞が指すものは直前の文章にあることが多い。
動詞
主語の動作・状態をあらわす品詞。
(基本的には) 主語の次の単語が動詞になる。
動詞を見ることにより、文型の見当をつけることも可能。
形容詞
名詞・代名詞の性質・状態・数量をあらわす品詞。
名詞を修飾したり (限定用法)、補語になったり(叙述用法)します。
意味が分からなければ文脈から考えて、「よい」「悪い」などと訳してみるとよい。
副詞
様態・時・場所・程度・頻度などをあらわす品詞。
動詞・形容詞・副詞・文全体を修飾する。
省略しても、文として意味が成り立つ。
長文を読んでいて、副詞の意味が分からないときは、飛ばして読み進めても大体の意味は取れる。
前置詞
名詞・代名詞などとともに形容詞句・副詞句をつくる品詞。
前置詞以降は省略しても、文として意味が成り立つ。
これも副詞と同じく、長文読解のとき「前置詞句」を飛ばして読み進めることもできる。
接続詞
語と語、句と句、節と節を結びつける品詞。
等位接続詞 (and / but) があると、その前後にたいてい同じ品詞の語順がくる。
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