一般疑問文
まずは一般疑問文からみていきましょう。一般疑問文とは Yes か No かをたずねる疑問文のことです。肯定の疑問文と否定の疑問文があって、どちらも最後は上昇調になります。肯定の疑問文か否定の疑問文かにかかわらず、答えの内容が肯定なら Yes を使い、否定なら No を使います。
Can you speak English?
英語を話せますか?
Yes, I can. / No, I can’t.
はい、話せます / いいえ、話せません
英語を話せますか?
Yes, I can. / No, I can’t.
はい、話せます / いいえ、話せません
否定の疑問文の答え方
Can’t you speak English?
英語を話せないですか?
Yes, I can. / No, I can’t.
いいえ、話せます / はい、話せません
英語を話せないですか?
Yes, I can. / No, I can’t.
いいえ、話せます / はい、話せません
否定の疑問文の場合、「Yes」なのに「いいえ」、「No」なのに「はい」となりますね。日本語の感覚で答えると、おかしなことになるなぁ。
選択疑問文
次は選択疑問文をみていきます。
選択疑問文とは、2つ以上の中から、どれを選ぶのかをたずねる疑問文のことです。最後は下降調になります。選択疑問文の形であっても文末を上昇調で読んでしまうと、一般疑問文になることに注意しましょう。
Do you like an apple or an orange?
文末を上昇調 → 「あなたはリンゴ、もしくはオレンジが好きですか?」
文末を下降調 → 「あなたはリンゴが好きですか? それともオレンジが好きですか?」
文末を上昇調 → 「あなたはリンゴ、もしくはオレンジが好きですか?」
文末を下降調 → 「あなたはリンゴが好きですか? それともオレンジが好きですか?」
選択疑問文は Yes や No では答えられないですね。
付加疑問文
次は付加疑問文をみていきますね。平叙文の後ろに疑問形を付け足して、「~ですね」と確認したり同意を求める言い方です。肯定文には否定の疑問形をつけて、否定文には肯定形の疑問形をつけて表します。
be動詞の文には be動詞を、一般動詞の文には do / does / did を、助動詞の文には助動詞を使って、付加疑問文を作ります。
少し難しいのは、命令文のパターンですね。
命令文の付加疑問文は will you? / won’t you? を、Let’s ~ の文には shall we? を使って付加疑問文を作ります。
Let’s play tennis, shall we?
テニスをしようよ。
テニスをしようよ。
自分の考えに自信があるときは文末が下降調になって、自分の考えに自信がないときは文末が上昇調になります。
相手の返事が Yes と予想されるときは下降調になって、相手の返事が Yes か No か分からないときは上昇調になるんですね。
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