冠詞は不定冠詞の a / an と、定冠詞の the に分けられます。それぞれどのような用法があり、どのようにして使い分ければよいのでしょうか。不定冠詞の a / an と、定冠詞の the の用法と、その使い分け方について解説します。
不定冠詞 a / an
冠詞の使い分けが、よく分からないんですが・・・。
冠詞は不定冠詞の a / an と、定冠詞の the に分けられます。それぞれ例文を使いながら確認していきましょう。
まずは不定冠詞の a / an からです。
不定冠詞の a / an は「1つの、一人の」の意味をあらわし、それを用いるのは、数えられる名詞に限られます。an は母音で始まる単語につけて、子音で始まる語には a をつけます。
a pen / a book / an egg / an apple / an orange
とりあえず、one / two / three … の one の代わりに a とか an を使っていると考えたらいいのかな。
細かいことを言いだしたらいろいろあるんですが、とりあえずはそれでいいですよ。数えられる名詞の単数形で、最初に話題に出すときには a がつくということです。
定冠詞 the
次は定冠詞の the です。
定冠詞の the は数えられる・数えられない両方の名詞に対して用いることができます。定冠詞の the はすでに出た名詞を繰り返す時など、特定されるものをあらわすときに用います。
I bought a book yesterday. The book is interesting.
私は昨日本を買いました。その本は面白いです。
私は昨日本を買いました。その本は面白いです。
話題に一回出たものにつけるんですね。
あと道をたずねる表現にこういうものがあります。この時にも the は使われていますね。
Could you tell me how to get to the station?
駅への行き方をおしえてくれませんか。
駅への行き方をおしえてくれませんか。
この時の「駅」は当然、最寄りの駅です。話をしている相手にも、それは分かっているとして「駅」と言っているので、the がつくのです。
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