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have been でよくあるミス その1

have been でのミス1 中学レベル英語の解説

英語で「~に行ったことがある」と経験をいうとき、英語でどのように言えばよいのでしょうか。また「ずっと~にいる」というとき、英語でどのように言えばよいのでしょうか。今回は現在完了でもよく間違えやすい have been となる形の用法を解説します。

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have been to と have gone to の違い

ウサギ
現在完了でミスしやすいのは「~に行ったことがある」という経験をあらわす表現です。この問題をやってみましょう。

問題次の日本語を英語にしなさい。
「私は東京に行ったことがある」

ネコ
「行く」ってことは go を使うんですよね。こうかなぁ。

I have gone to Tokyo.

ウサギ
have gone to は「~へ行ってしまった」という完了を表します。「東京に行ったことがある」ならこうなります。

I have been to Tokyo.
私は東京に行ったことがある

have been to と have gone to の違い

I have been to Tokyo. / 私は東京に行ったことがある。(経験用法)
I have been to Tokyo. / 私は東京に行ったところです。(完了用法)
He has gone to Tokyo. / 彼は東京に行ってしまった。(結果用法)

ネコ
あれ? 「経験用法」と「完了用法」って英文は同じだけど意味が違うのですか? それは文脈から判断するのかぁ。 ふーん……で、「~に行ったことがある」は「行く」だけど「gone to」じゃなくて「been to」を使うんですね。ふむふむ。

ウサギ
ん……? なんか怪しげな考え方だな……でも自分なりに納得してるからまぁいいか……

そして数日後……


ずっと~にいる

問題次の文を(  )内の指示にしたがって全文を書きかえなさい。
He went to Kyoto two days ago. He is still there. (現在完了を使って1文に)

ネコ
現在完了にすればいいんですよね。

He has gone to Kyoto for two days.

ウサギ
違いますよ。

ネコ
そうか、「行く」は「been to」でしたよね。

He has been to Kyoto for two days.

ウサギ
違うよ。でてくる単語をいじってやるんじゃなくて、ちゃんと意味を考えないといけないよ。

ネコ
意味を考える? 問題文を日本語訳すればいいのですか?

「彼は京都に2日前に行きました。彼は今でもそこにいます」ですよね。

ウサギ
つまり「彼は2日間 (ずっと) 京都にいる」ってことです。その文の作り方は、『彼は京都にいる』の文を現在完了にしたらいいんですよ。

ネコ

『彼は京都にいる』→ He is in Kyoto. ですよね。それを現在完了にするんですね。

He has been in Kyoto. でいいのかな?

ウサギ
そうですね。あとは「2日間」を付け加えて、正解はこうなります。

He has been in Kyoto for two days.
彼は京都に2日間います

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