効率の良い暗記の方法

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英単語や、社会の用語など、暗記すべきものがたくさんあります。みなさんはどのように暗記していますか? 自分の暗記方法に満足していますか? 効率の良い暗記方法を考えてみましょう。

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五感を使って暗記する。

よく言われるのが五感 (見る・聞く・かぐ・味わう・触れる) をできるだけ使って覚えようというものです。テスト前に歴史の教科書をずっと読んでいる人がいます。これは「見る」だけを使った勉強です。それに「触れる」を加えてみましょう。字を書くのです。字を書く感覚が手に伝わりますよね。これがうまくいくと、体が覚えているという状態になります。ありますよね。思い出せない漢字があるのに、ペンを手に持つと自然と書けたという経験。

字を書くとなると、教科書を見るよりは、問題を解いた方がたくさん字を書くことができます。それでわからなかったところや、間違ったところを教科書で確認するのです。それが単に教科書を見るだけのものより、一段上の効率の良い暗記方法です。

まだ付け加えられるものがあります。「聞く」です。「なかのおおえのおうじ」と言いながら「中大兄皇子」と書くのです。周りに人がいて、声を出すのが迷惑になりそうなら、口を動かすだけでも似たような効果はあります。

「かぐ」と「味わう」は勉強に組み合わせるのは難しいです。さすがに食事中に勉強するのは、行儀が悪いですし、集中力が散漫になりますので、お勧めしません。

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なぜ印象に残るのか

次はこれまでの人生を振り返ってみましょう。「あんな楽しいことあったなぁ」とか、「あの時は悲しかったなぁ」とか、「あの時は腹が立ったなぁ」とか、いろいろあるでしょう。そういう印象的な出来事と言うのは、どうして起こるのでしょうか。それはあなたが行動しているからです。ずーっと家に閉じこもって、ずーっと布団の中で寝ていたら、印象的なことは何も起こらないのです。

これは暗記も同じで、たくさん行動を起こすことで、覚えられるものが増えるのです。よくある勘違いが、ある一つの用語を覚えるまでひたすら練習して、覚えきるまで次の用語に進まない、というものです。先ほどの思い出を振り返ってください。それらから、いくつかのエピソードを膨らませることができるでしょう。これは逆説的な話で、一つの印象的な出来事というのは、いくつかのエピソードが重なった部分なのです。重なっているから印象に残っているのです。

エピソードを加える

もう少し印象に残る出来事について、思いをはせてください。そこには動きや声があるでしょう。動画みたいなものです。写真のような思い出もあるかもしれませんが、やはりそれに付随する動画のようなエピソードがあるはずです。

こんな記憶があります。小学校の4年生の時に、ある人が引っ越ししたのです。女の子で少林寺拳法を習っていたので、その辺をからかったような気がします。特に仲がいいというわけでもない人です。なのに今でも、その人の引っ越しを覚えているのです。それにはこんなエピソードがあったからかもしれません。

ある交差点、場所は、はっきり覚えています。私は右から歩いていて、その人は左から自転車でやってきました。そして交差点で出会います。「よぉ、どっか行くの?」と声をかけたと思います。相手は「うん、あ、ガムあげるわ」と言いました。「ありがとう」と言ってもらいました。レモン味のガムでした。

用語や単語は写真です。先ほどの例でいえば、「あの人が引っ越しした」という事実です。それだけでは印象に残りません。それにまつわる動画的なもの、「交差点で偶然出会い、ガムをくれた」というものが必要なのです。

「中大兄皇子」という用語だけ覚えるのではなく、それに付随する出来事を含めて覚えるのです。中臣鎌足と出会い、蘇我入鹿を倒し、大化の改新を行って……。感情を推し量りながら、自分がその人物になり切ってみるとなおよいです。

go の過去形が went というのも、We went to Fukui by car. という文で覚えるのです。そこに「高速道路の渋滞がひどかったなぁ」などの適当なエピソードをくっつけて、何回も口に出したり、ノートに書いたりしながら覚えるのです。そうすると何もないより、頭に残りやすくなりますよ。

何度も目の前に現れると印象に残る

クラスの中にいる、ごくごく普通の中学生。仮に名前をAくんとします。日々の授業の中だけだと、クラスメイトの中の一人にすぎません。それがクラブ活動でいつもと違う姿を見せたとします。

「へー、Aくんって、足速いんだね」となりますね。またある休日、町で偶然に出くわしたとします。普段は制服ですが、その日は私服です。「私服のAくん、おしゃれだなぁ」となります。またある日、公園で年の離れた弟と一緒に遊んでいるところを見ます。「Aくん、面倒見がいいんだなぁ」となります。もう気になって仕方がありませんね。

暗記の話に戻ります。一つの用語を覚えるまで、次に進まないという話がありましたね。これは制服のAくんしか見ていないことになります。ある程度確認したら、次に進みましょう。するとひょっこり別のところで、同じ用語が出てくることがあるのです。私服のAくんですね。また先に進みます。するとまた別のところでその用語に関係する話が出てきました。弟と遊んでいるAくんです。もう覚えられましたね。

Aくんは勝手に姿を現しましたが、用語はこちらから動かないと目の前に現れてくれません。だからどんどん行動するのです。どんどん先へ進むのです。

重要なものは何度も姿を現す

先に進まない派の意見としては、ほかの用語と混じってしまって覚えられないというものがあります。それは逆です。いろいろな用語がある中で、その違いによって特徴が浮かび上がります。だから印象に残るのです。

もちろん多くの用語の中に埋没していくものもあります。それは仕方ありません。Aくんは何度もあなたの目の前に姿を見せたので印象に残りましたが、それと同時に印象残らない他の生徒もいます。ただ印象に残らないというのは、重要度がそれほど高くないからなのです。重要度が高いものはあなたの前に、何度も姿を見せます。またお前か! というものから順に覚えていくのが、効率が良い暗記方法だとは思いませんか?

覚えられていないものだけ練習する。

「このプリントを5枚コピーしてください」と言ってくる生徒がいます。それは社会の一問一答形式のプリントで、全部で6枚、しかも表裏あります。彼は5回繰り返して覚えるのですね。そしてそれで覚えきれなかったら、「No. 1 のプリントだけ、あと3枚コピーしてください」と言ってきます。

これに関しても、もう少し効率の良い方法があります。1回目にやった時点で覚えられているものは、2回目にする必要はありません。なぜならすでに覚えているからです。確かめる意味がありません。1回目に間違えたものが、その後覚えられたかどうかを確かめる意味で、2回目をするのです。ですから、2回目にするのは1回目に間違えたものだけでよいのです。

すると丸つけのやりかたも大事です。丸つけと言いましたが、実際は間違えた問題の番号のところに、しるしをするだけでよいです。そしてそのしるしは鉛筆など、消せるものでします。間違えたものにしるしをするだけですから、すぐ終わりますよね。間違えたものに、赤で答えを書く人がいます。それはしなくてよいです。

そして間違えたものは、解答をもう一度確認します。必要があれば、別の紙に書いて練習します。あるいは教科書に戻って、流れを確認する必要があるかもしれません。そしてある程度頭に入ったと思ったら、少し他のことをしてから、2回目に挑戦します。少し間をあけるのがポイントです。

先ほども言いましたが、2回目するのは間違えたものだけでいいです。それでやり終わりましたら、また解答を確認して、正解しているものはしるしを消します。するとしるしの数は減りますね。そして3回、4回、5回と繰り返していくうちに、しるしは無くなります。これで暗記終了です。

やる問題の数は、繰り返していくうちに減りますので、単にプリントを5回するよりは早く終わります。この方が効率が良いですよね。またプリントをコピーする枚数が減りますので、地球にも優しいです。

まとめ

以上、効率の良い暗記の仕方について考えてみました。もちろん勉強方法は人それぞれです。それぞれ環境が違うので、効率の良いやり方も違います。今回の内容を参考にしつつ、自分なりのやり方を考えてみてください。

 

 

 

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