正しい質問の仕方

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テスト前、自習していた生徒が、こういうことを言います。「先生、不定詞がわからないので教えてください」 それに対して「不定詞の何が分からないの?」とたずねます。すると「いや、全体的にわからないです」と答えが返ってきました。

不定詞全体といったら、学校では3週間くらいかけてやる内容です。それを今からここで、全部説明させるつもりなの? 無理ですよね。これは質問の仕方が悪いのです。先生も困らず、自分もわからないところがすっきり解決する、いい質問の仕方について考えてみましょう。

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「英語がわからないので教えてください」という質問

先ほどの「不定詞がわからないので教えてください」は、まだましな方かもしれません。ひどいのになると「英語がわからないです」 「そうなんだ。それで?」 「いや、英語がわからないんです」 「……」 なんてこともありました。

「英語がわかりません」の何が問題かというと、事前準備が足りていないのです。何がわからないのかをもっともっと絞り込んでいく必要があります。ピンポイントで○○がわかりません。と質問するのです。一番いいのは問題を見せて、「この問題がわからないんです」と質問をすることです。さらに「解説にはこう書いてあったんですが、この部分の意味がよくわからないんです」となれば最高です。

そうするためには問題を解いて、どの問題がわからないのかを自分で把握する必要があります。質問がぼやけてしまう人たちの原因はここです。自分のわかっていないところを具体化させましょう。そのために問題を解くのです。そして解説を読みましょう。

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「この問題の答えは何ですか」という質問

「この問題の答えって何ですか?」という質問もあります。まず、解答があるなら、それを確認しましょう。そして解説があるならそれを確認したうえで、質問をするのが良いです。すると今の質問はこのようになります。

「この問題なんですが、答えはこう書いてあります。でも僕はこうしたんです。解説にはこうあったんですが、なぜこれじゃダメなんですか」

もし解答がないとしても、自分でできるところまで頑張りましょう。教科書や参考書を調べて何かしかの答えを自分で書くのです。そのうえで「この問題の答えですが、私はこうしたのですが、合っていますか?」なら、正しい質問です。

そうすると、先生はあなたの間違いの傾向に気づくことができるのです。何がわかっていないのかがわかるのです。そしてそれに対して、適切なアドバイスができます。自分で考えることなしに「この問題の答えは何ですか」だと、解いているのは先生ですから、賢くなるのは先生だけで、あなたには何のメリットもありませんよ。

「ビューティフルのつづりって何ですか」という質問

こんな質問もありました。「ビューティフルのつづりって何ですか」

それは辞書を調べてください。そうやって聞いてその場の答えを書いたとしても、また同じ単語が出てきたら同じ質問を繰り返します。

そう言うと「いや、時間がもったいない」などと返ってきます。あなたが売れっ子の芸能人なら、そういうこともあるでしょうけれど、まだ若いのだから、時間はたっぷりとあります。落ち着いて取り組んでいきましょう。「時間がもったいない」というのであれば、その単語が身につかない方がもったいないと思いませんか?

口で説明してください

こういうこともありました。「the ってどういうときにつけるんですか?」 この質問自体はいいと思います。それに対して、参考書を持ってきて、該当するページを開けて、「ここにその辺の話が書いてあるから、一回読んでみたら」と言います。すると、こういう答えが返ってきました。

「いや、口で説明してください」

彼が言うには「目で見るよりも、耳で聞いた方が頭に入りやすい」んだそうです。まぁ、なにやらもっともらしいことを言っていますが、その本心は面倒くさいんでしょう。

まず自分で読んで、そのうえでわからないことがあれば質問をすればよいのです。「目で見るよりも、耳で聞いた方が頭に入りやすい」なんてことはありません。むしろ「耳で聞くより、目で見る方が頭に入りやすい」です。「百聞は一見に如かず」って言うでしょ。

まとめ

まとめますと、わからないからといってすぐ質問するのは甘えです。それは正しい質問にはなりません。まず一度自分で努力することが必要です。どこがわからないのか問題を解いてみる。わからない問題は解説を読んでみる。これが大切です。

それをすればおのずと、質問に具体性が増します。そして質問に具体性が増せば、質問に対する回答にも具体性が増します。すると疑問の解決する可能性が高まります。意味がある質問になるんですね。

端的に言いましょう。正しい質問のやり方は1つです。「この問題、解説を見たけどわかりませんでした。教えてください」これです。

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