across にはいろいろな用法があります。どういった用法があり、どのように使われるのでしょうか。「~を横切って」と「~のあちこちで」の用法で使われる across について、それぞれの用法と共通するイメージについて解説します。
「~を横切って」の across
「横切る」ですか。こうかなぁ。
え? 「横」と「切る」で side cut と考えたの? それはさすがにやりすぎです。「~を横切って」は across を使います。
「~を横断して」というとき、前置詞の across を使います。
「~じゅうに」「~のあちこちで」の across
「あちこち」って何だろう? カチコチってことかな?
「あちこち」を「カチコチ / 固い」と考えて hard を使ったの? それは違います。
あちこち」というのは、「あちらこちら」とか「あらゆるところ」とかそういう意味ですよ。ということで正解はこうなります。
across は「~を横断して」じゃなかったっけ? 「あちこち」とは違うんじゃないの?
昔、アメリカ横断ウルトラクイズっていうテレビ番組があったんだよね。例えば「第16回アメリカ横断ウルトラクイズ」の横断ルートはこうなっていました。
グアム→ハワイ→サンフランシスコ→キャメロンパーク→レイクパウエル→サンタフェ→アトランタ→フロリダキーズ→フィラデルフィア→ニューヨーク
アメリカの「あちこち」に行っているでしょ。端から端まで横切るイメージは、「あちこち」につながるのですね。
「~じゅうに」「~のあちこちで」というとき、前置詞の across を使います。
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