「よろしく」と英語で言うとき、どのように言えばよいのでしょうか。実は「よろしく」には色々な使い方があって、それに対する英語の表現にもいくつか種類があります。
今回は「~によろしくお伝えください」の say hello to ~ と say hi to ~ の表現、手紙やメールで結びに使う「よろしくお願いします」の best wishes, と best regards, の表現について解説します。
~によろしく、~によろしくお伝えください
次の語を並び替えて、電話で「ご両親によろしくお伝えください」という表現を作りなさい。
( parents / hello / me / for / say / your / to / . )

うーん、こうかなぁ。

なんかそれっぽいけれど、全然違います。正解はこうです。
「~によろしくお伝えください」は say hello to ~ と言います

ふーん、「~にハローって言っておいてね」って感じですかね。ところで、この「for me」って何ですか?

for me は「私の代わりに」という意味です。for は「~を目的に」とか「~のために」という意味がありますが、「~の代わりに」という意味にもなります。あとは、hello の代わりに hi を使って、このように言うこともよくあります。
They say hi to you.
あなたによろしくって言ってますよ
手紙やメールの結びに使う「よろしくお願いします」
( )に適当な語を入れなさい
( )wishes,
手紙の結びの言葉で「よろしく」

wish は「願う」ですよね。三単現の s があるので、こうかなぁ。

違います。この「wishes」は複数形です。「願い・願望」という名詞です。正解はこうです。

え? これで「よろしく」ってなるの?

「たくさんの幸せが訪れますように」「お幸せに」とかの意味もありますが、手紙の最後に「よろしく」と添える感じで書くことが多いそうです。

最後がピリオドじゃなくて、コンマになっているのは何か意味があるの?

その下に自分の名前を書きます。こんな感じですね。
Best wishes,
Imura Kotaro

同じような表現に Best regards, があります。こちらは少し堅苦しいので、目上の人や仕事のときに使うといいね。
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