as / but / than には、関係詞としての用法があります。これらは本来接続詞なのに、関係代名詞のように使われるので、「擬似関係代名詞」と呼ばれます。
それぞれ例文を使いながら確認していきましょう
as の用法
such … as ~ / ~するような…
Read such books as can benefit you.
あなたの利益になるような本を読みなさい。
あなたの利益になるような本を読みなさい。
the same … as ~ / ~するのと同じ…
I have the same opinion as you.
私もあなたと同じ意見です。
私もあなたと同じ意見です。
as が、主節全体、または主節の一部を先行詞にしていますね。
as is often the case with ~ / ~にはよくあることだが
As is often the case with him, he was late.
彼にはよくあることだが、彼は遅刻した。
彼にはよくあることだが、彼は遅刻した。
as が、主節の前に来ることもあるんですね。ただ「as is often the case with」は理屈じゃなく、丸暗記の方がいいですね。
but の用法
先行詞は no や few などの否定語を含みます。but 自身にも否定の意味があるので、全体として二重否定で、強い肯定の意味を表します。
There is no rule but has some exceptions.
例外のないルールはない。
例外のないルールはない。
but を先行詞として使うパターンは、もう古臭いんですって。「There is no rule that has no exceptions.」とするのが、普通だそうです。
than の用法
比較級に続けて用いられます。
I have more books than are necessary.
私は必要とする以上のたくさんの本を持っています。
私は必要とする以上のたくさんの本を持っています。
than に関しては、書けといわれたらきついですが、文章中に出てきたら、流れで読めそうです。普通の比較の表現と同じような感じで意味を取ることができますね。
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