特殊な分詞構文の形があるって聞いたんですが、どういうものがありますか。
付帯状況をあらわす分詞構文や、接続詞がある分詞構文があります。
付帯状況をあらわす分詞構文
まずは付帯状況をあらわす分詞構文から、見ていきましょう。
with+O+現在分詞 / O が~している状態で
with+O+過去分詞 / O が~された状態で
She sat there with his eyes shining.
彼女は目を輝かせながらそこに座った。
She sat there with her eyes closed.
彼女は目を閉じながらそこに座った。
彼女は目を輝かせながらそこに座った。
She sat there with her eyes closed.
彼女は目を閉じながらそこに座った。
O が分詞の意味上の主語になります。分詞の代わりに形容詞 (句) や、副詞 (句) が来ることもありますね。
現在分詞を使うのか、過去分詞を使うのかの区別が難しいです。どう考えたら良いですか。
意識しているか、していないかによって使い分けます。意識していたら「過去分詞」、していなかったら「現在分詞」になります。
「with+目的語+分詞」の現在分詞と過去分詞の見分け方
問題( ) 内に適する語を入れなさい。 問1 He was standing with his eyes ( ). 1. closing / 2. closed 問2 He was standing with his eyes ( ...
接続詞がある分詞構文
分詞構文は接続詞を省略するのが基本ですが、なんと接続詞を残すパターンもあります。分詞構文の意味をはっきりさせるために、接続詞を分詞構文の前に置くのです。
While staying in America, I happened to meet him.
アメリカ滞在中に、私は彼に偶然会いました。
アメリカ滞在中に、私は彼に偶然会いました。
なんだか本末転倒な感じがしますが、正確に意図を伝えたいなら、接続詞はあったほうがいいですね。
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