「結婚する」の表し方 marry の用法・語法

be to ～ の分だから「予定」をあらわしているね。「私たちは5月に結婚する予定だったのですが、6月まで結婚を延期しなくてはならなかった」という意味になるのかな?

そうですね。でもこの文の場合は、be動詞 =「状態である」、to =「～に向かって」から、「5月の結婚に向かっている状態だった」と考える方が実践的かも知れないね。

で、答えは…どれもそれっぽいなぁ…

まず、marry は他動詞です。だから後ろに目的語をとります。

問題文の (　　) の後ろには、目的語がありません。なので、「ア」「エ」を消去することができます。

また、be married で「結婚をしている」状態をあらわします。なので、We were to (be married) in May で、「5月に、結婚している」予定だった、となります。正解は「イ」です。

ついでに be married to ～ で「～と結婚している」状態を表します。get married to ～ で「～と結婚する」という表現もあります。

「結婚する」関係で、覚えておくのは、上記の例の3パターンですね。
be married by や be married with なんて言い方はしないので、注意しましょう。

へぇ～。ところで、We married in May. として、「私たちは5月に結婚します」と動作をあらわす自動詞の用法はないのですか?

もし、「私たちは5月に結婚します」と言いたいなら、We got married in May. と、be動詞の代わりに [get] を使います。marrry に、自動詞の用法はあるのですが、あまり使われないようなので、ひとまず放っておいた方がいいかもしれません。