能力の can
「~できる」という能力をあらわすときには、助動詞の can を使います。
He can play the guitar.
彼はギターを弾くことができる。
彼はギターを弾くことができる。
can の疑問文
Can he play the guitar?
彼はギターを弾くことができますか。
彼はギターを弾くことができますか。
can の否定文
He cannot (can’t) play the guitar.
彼はギターを弾くことができません。
彼はギターを弾くことができません。
can の否定文ですが、cannot ってなっているけれど、can と not の間は、空けておかなくちゃいけないんじゃないの?
cannot と間を空けないのが正しいです。
can の否定は cannot か can’t です。can not は間違いになります。
なぜ can と not を離してはいけないのかということですが、離すと発音がしにくくなるからという説が有力だそうです。
確かに「キャンノット」より「キャノット」の方が言いやすいね。
可能性の can
また can は「~でありえる」という可能性をあらわすこともあります。可能性でいうと大体60%~90%ぐらいですね。否定にすると「~はずがない」となり、可能性は0%になります。
Anyone can make mistakes.
だれでも間違うことはありえる
He can’t be ill.
彼が病気であるはずがない
だれでも間違うことはありえる
He can’t be ill.
彼が病気であるはずがない
ふーん。ちょっと難しいね。「~できる」のイメージが強すぎるから、すぐに思い浮かばないですね。
can = be able to
その他に、「can = be able to」への書きかえもよく出ます。
He is able to play the guitar.
彼はギターを弾くことができる。
彼はギターを弾くことができる。
can と be able to はまったく同じなのですか?
だいたい一緒と考えていいですよ。でも can には、それをする能力はあるという意味はあるけど、実際にできるかどうかについては、上にあるとおり可能性は60%~90%なんですね。それに対して be able to は、それをする能力があり、ちゃんとできますよという意味があるんですね。
だから、「I was able to win the game. / 私はその試合に勝つことができた」という文は、can の過去形である could を使っちゃダメなんですね。
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