現在時制の動詞には原形を使います。また、主語が3人称単数の場合は、動詞の原形の後ろに -(e)s をつけます。
ああ、そういうのを中学校の時やったね~。
現在時制は現在時制でも、いろいろな用法があります。それを今から例文を使いながら確認していきましょう。
現在の状態
「(今)~である。~している。」という現在の状態を表します。動詞には状態をあらわす動詞を使います。動作をあらわす動詞の場合は「現在進行形」になります。
現在の「動作」は「現在進行形」で表す
My brother works in Tokyo.
私の兄は東京で働いています。
I am reading a book.
私は本を読んでいます。
私の兄は東京で働いています。
I am reading a book.
私は本を読んでいます。
work は「働いている」という状態をあらわすので、進行形にはならないんですね。
現在の習慣
習慣的に現在繰り返されている動作を表します。頻度をあらわす副詞や、日時をあらわす副詞句をよく使います。
My brother plays tennis every Sunday.
私の兄は毎週日曜日にテニスをします
私の兄は毎週日曜日にテニスをします
「毎週日曜日」という言い方は on Sundays というのもありますね。
一般的事実、不変の真理
現在・過去・未来において変化がない、事実であると考えられる事柄をあらわすときに使います。この「一般的事実、不変の真理」に、ことわざも含んで考えるといいですね。
The sun is bigger than the earth.
太陽は地球より大きい。
太陽は地球より大きい。
「水は100℃で沸騰する」とかも不変の真理ですね。
確定的未来
あらかじめ予定が立てられていて、確実に行われる場合は、未来の事であっても現在時制を使います。
The game begins at six tomorrow.
その試合は明日の6時に始まります。
その試合は明日の6時に始まります。
この辺は気持ちの持ちようだから、 will や be going to を使ってあらわしてもいいんですよね。
時・条件をあらわす副詞節の中
時・条件をあらわす副詞節の中では未来の事であっても現在時制を使います。当然、名詞節の中は未来のことは未来時制で表します。
If it rains tomorrow, I will read a book at home.
もし明日雨なら、家で本を読むつもりです。
もし明日雨なら、家で本を読むつもりです。
うわ~。現在時制って簡単と思っていたけど、実はすごくたくさんの用法があるんだね。
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