助動詞ってそんなにたくさんあったっけ?
まだまだありますよ。特に狙われやすいのは、次の助動詞たちです。
used to
use to には「以前はよく~したものだった (習慣)」「以前は~だった (状態)」という2つの用法があります。「習慣」の用法では would を使っても似たような感じですが、「状態」の用法では would は使いません。
There used to be a restaurant here.
以前ここにレストランがあった。
以前ここにレストランがあった。
used to 「~したものだった」と be used to ~ing 「~するのに慣れている」が紛らわしいですね。
ought to
ought to は「~すべきだ」「きっと~だろう」という意味です。 should < ought to < must / have to の順に意味が強くなります。
We ought to leave now.
もう出発すべきです。
もう出発すべきです。
「~すべき」系の助動詞って、多すぎません?
had better
had better は「~したほうがいい」という意味です。否定形は 「had better not」となります。not の位置に注意しましょう。かなり強い口調になるので、目上の人には使いません。
You had better study English.
英語を勉強したほうがよい。
英語を勉強したほうがよい。
完了形と勘違いして had not better なんてしてしたらダメなんですね。had better は、上から目線になっちゃうんだよね。
need
need は「~する必要がある」という意味です。否定文・疑問文のみに用いられます。
Need we study so hard?
そんなに一生懸命勉強する必要があるのですか?
Yes, I must. / No you needn’t.
はい、しなければいけません。/ いいえ、それにはおよびません
そんなに一生懸命勉強する必要があるのですか?
Yes, I must. / No you needn’t.
はい、しなければいけません。/ いいえ、それにはおよびません
これは答え方に注意ですね。must を使った疑問文も同じように、must と need (もしくは don’t have to) を使い分けることになりますね。
dare
「大胆にも~する」という意味になります。否定文・疑問文のみに用いられます。
He dare not go alone.
彼は一人で行く勇気がない。
彼は一人で行く勇気がない。
dare なんて助動詞は知らなかったなぁ。
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