「疑問詞+~」の形で、一つの疑問詞と考える疑問文があります。では「~はいくつありますか」と、数をたずねるとき、英語でどのように言えばよいのでしょうか。how many を使った、数をたずねる疑問文でよくある間違いと、注意するべきポイントを解説します。
2語で一つの疑問詞と考える
問題会話文の意味がとおるように、( )内の語を並びかえなさい。
A : ( time / mother / up / what / does / get / your ) ?
B : At seven.
A : ( time / mother / up / what / does / get / your ) ?
B : At seven.
疑問詞が最初になるんだから、最初は what ですね。そして疑問詞の後ろは疑問文の語順になるんだから、こうですかねぇ。
違うよ。B の発言をみたら「at seven / 7時」とあるよね。つまり、A さんは時間をたずねているんですね。時間をたずねるときは「what time」を疑問詞として使います。
2語で1つの疑問詞と考えたらいいんですね。じゃ、まず what time がきて、その後ろは疑問文の語順なので、こうなりますね。
はい、それで正解です。
「how many+名詞の複数形」で一つの疑問詞と考える
問題日本文にあうように、( )内の語を並びかえなさい。
あなたはラケットを何本持っていますか?
( you / rackets / many / do / how / have ) ?
あなたはラケットを何本持っていますか?
( you / rackets / many / do / how / have ) ?
えっと、これは数をたずねる表現なので how だけで疑問詞になるんじゃなくて、how many で疑問詞と考えたらいいんですね。
違うよ。数をたずねるときは「how many+名詞の複数形」で一つの疑問詞と考えます。
「名詞の複数形」も含めて、3語で1つの疑問詞と考えたらいいんですね。ということは how many が最初で、それに名詞の複数形が続くということは rackets が続くんですね。
そこまでが疑問詞になって、その後ろが疑問文の語順になので……
はい、それで正解です。
数をたずねる疑問詞は「how many」ではなく、「how many+名詞の複数形」と「名詞の複数形」を含めて数をたずねる疑問詞になります。注意しましょう。
「how many+名詞の複数形」というように、「名詞の複数形」を含めて数をたずねる疑問詞と考えよう。
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