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【解説】2014年センター試験英語第2問B「会話文」

2014年度センター試験英語解説 共通テスト・センター試験英語解説
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問1

問題次の問いの会話の(   )に入れるのに最も適当なものを、下の1~4のうちから1つ選べ。

問1

Martha : What do you want to do this afternoon?

Ed : Well, how about going to that new movie?

Martha : Sure. It starts at three o’clock, doesn’t it? I’ll be ready.

Ed : On the other hand, we haven’t played tennis for a long time.

Martha : Oh, come on! (  ) Either is fine with me.

1. Change your mind.
2. Make up your mind.
3. Mind your manners.
4. Open your mind.

【解説】

Martha : 今日の午後に、君は何がしたい?

Ed : えっと、あの新しい映画を見に行くのはどう?

Martha :いいよ。それって三時に始まるよね。準備するよ。

Ed : ところで、僕たち長いことテニスをしていないね。

Martha : おいおい! (  ) 私はどちらでも構わないよ。

二行目 how about ~ ing? は「~するのはどうですか?」で誘う表現です。
勧誘の表現はたくさんあります。

Would you like to ~? / Shall we ~? / Let’s ~. / Why don’t you ~? などなど

四行目の On the other hand は「一方では・他方では」の意味です。論説文などではこの後ろの内容が重要だったりするのですが、今回は会話文ですので軽く「ところで」と訳しておくといいでしょう。

最後の行の come on! は普通なら「こっち来い!」ですが、文脈によっていろいろ意味が変わる言葉です。「急いで / さあ(行こう) / さあ(来い) / さあさあ / まあまあ / がんばって / いいかげんにしろ / よせ・・・」まぁ、いろいろあるということです。

(  ) の後ろの Either is fine with me. は少し難しい表現です。

「either A or B / AかBのどちらか」という構文は覚えさせられたかと思います。either が fine なのですから「どちらでもよい」という意味だろうなぁ・・・という感じで想像はできますね。

さすが会話文だけあって、会話表現がたくさん出てきました。会話表現重視の流れは今後のセンター試験でも続きそうです。

では選択肢を確認しましょう。

1. Change your mind.
「考えを変えろ」

確かにエドは「映画に行きたい」と言ったり「テニスしてないなぁ」と言ったり、ころころ気が変わっています。しかし実際この (  ) に Change your mind. を入れてしまうと、「気を変えろ」となって優柔不断なエドをさらに迷わすことになってしまいます。ダメですね。

2. Make up your mind.
「決心しろ」

make up one’s mind で「決心する」の意味です。one’s の部分には決心する人の所有格が入ります。今回の問題で言えばエドが迷っているので「決心しろよ」と促していると考えれば問題ないですね。

3. Mind your manners.
「礼儀正しくしなさい」

子供に対して「行儀よくしなさい!」というふうに使うことが多いそうです。今回の問題でいえば、どこに行こうか迷っているエドに対して「行儀よくしなさい」は言い過ぎですね。

食事のときにどのおかずを食べようかな・・・と迷い箸をしているなら、この選択肢が正解でしたね。

4. Open your mind.
「心を開いてよ」

マーサは別に心を閉ざしているわけではありませんねよ。むしろ逆に「あれもしたいし、これもしたい・・・」と正直に話してくれていると思われます。違いますね。

ということで(  )の前後関係からもつながりが破たんしない、選択肢 2. が正解となります。

【正解】2

問2

問題次の問いの会話の(   )に入れるのに最も適当なものを、下の1~4のうちから1つ選べ。

問2

Yukie : Jean, you look really tired. What’s wrong?

Jean : Well, I went out with Sally last night. We started talking about baseball and she wouldn’t stop.

Yukie : Were you the first to mention baseball?

Jean : Well…. Yes, I was.

Yukie : Oh, dear. (  ) You know she never stops talking about her favorite team.

Jean : Right. I know that now.

1. You couldn’t have listened to her.
2. You mustn’t make her so angry.
3. You shouldn’t have done that.
4. You’d better not leave her alone.

【解説】

Yukie : ジーン、あなた本当に疲れているように見えるね。どうしたのですか?

Jean : えっと、昨晩サリーと一緒に外出したんだ。野球について話を始めたら、彼女は止めようとしなかったんだ。

Yukie : あなたは野球の話題を出したのははじめてだったのですか?

Jean : えっと・・・そうだったんだ。

Yukie : なんとまぁ。(  )彼女が好きなチームのことについて話すことを決してやめないってことを、あなたは知っているよね。

Jean : そうですね。今ではそれを知ってるよ。

1行目 look は「見る」の意味と「見える」の意味があります。今回は後者です。また What’s wrong? は直訳すると「何かが悪いのですか?」ですが、単に「どうしたのですか?」とする方がニュアンスが伝わりますね。

2行目の wouldn’t は「~しようとしなかった」の意味です。will という助動詞が主語の「意志」を表しますので、それの過去の否定ということです。

5行目の Oh, dear. は女性が使う言葉です。「あらまぁ」とするのがニュアンスとして適当でしょうか。dear 自体は「親愛な・かわいい」という意味ですが、それがこうなるのですから言葉って面白いですね。

では選択肢を確認してみましょう。

1. You couldn’t have listened to her.
「あなたは彼女の言うことを聞いたはずがない」

「couldn’t have 過去分詞」は「cannot have 過去分詞」の婉曲表現になります。「~したはずがない・・・んじゃないかな」という感じですね。これが「could have 過去分詞」だと「~できたのに・・・」という仮定法になります。

せっかくなので助動詞+have+過去分詞の形を確認しましょう。

助動詞+have+過去分詞
・must have+過去分詞 / ~だったにちがいない
・may have+過去分詞 / ~だったかもしれない
・cannot have+過去分詞 / ~だったはずがない
・should[ought to] have+過去分詞 / ~すべきだったのに
・need not have+過去分詞 / ~する必要はなかったのに

2. You mustn’t make her so angry.
「あなたは彼女をそんなに怒らせてはいけない」

make A B / AをBさせる

3. You shouldn’t have done that.
「あなたはそんなことをするべきではなかったのに」

先ほど確認した「助動詞+have+過去分詞」の形ですね。

4. You’d better not leave her alone.
「あなたは彼女を一人にさせない方がいい」

「had better ~ / ~した方がいい」は命令的な表現なので、目上の人には使うべきでない表現ですね。

話の流れから「サリーに対して、野球の話題を出すべきではなかった」ということですから、3. が正解ですね。

【正解】3

問3

問題次の問いの会話の(   )に入れるのに最も適当なものを、下の1~4のうちから1つ選べ。

問3

Mother : Jack, I just finished washing your school uniform, and found your cellphone in the washing machine. It’s broken.

Jack : On, no. I have to call Bob now.

Mother : That’s not the point! I just bought it for you last week!

Jack : Oh, yeah. I’m sorry. But Mom, how am I going to call him?

Mother : (  ) We’ll talk about your carelessness later.

1. Buy him a new phone.
2. I’ll call you soon.
3. Just use my phone.
4. Tell him to wait for me.

【解説】

Mother : ジャック、あなたの学校の制服をちょうど洗い終わったんだけど、そうしたら洗濯機の中からあなたの携帯電話が見つかったのよ。壊れてしまいましたよ。

Jack : あぁ・・・。ボブに今電話しなくてはいけないのに。

Mother : そういう問題じゃないでしょ。私はそれを先週あなたに買ったばかりなのよ。

Jack : あぁ、はい。ごめんなさい。でもお母さん、僕はどうやって彼に電話したらいいのですか?

Mother : (  ) あなたの不注意について後で話しましょう。

これは話の流れはつかみやすいですね。洗濯物の中に携帯電話を入れっぱなしにしていて、そのまま洗ってしまい、母親に叱られている図ですね。では選択肢を確認してみましょう。

1. Buy him a new phone.
「彼に新しい電話を買いなさい」

この選択肢の him は第三者の男性を指す人称代名詞です。つまり会話文中に出てくる Bob のことですが、壊れた携帯電話は Bob のものではありませんよね。Jack のものですからこの選択肢は間違いです。

2. I’ll call you soon.
「私はあなたにすぐ電話するつもりです」

(  ) の前の発言に call があるのでそれで引っかかるかも・・・と、とりあえず入れておいたという選択肢でしょうか。「どうやって彼 (ボブ) に電話しようか」と困っているジャックに対する返事としては不適当ですね。

3. Just use my phone.
「私の電話を使いなさい」

文頭の just は「少しやってみなさい」と命令文を和らげる働きをしています。自分の電話が使えなくて困っているのだから、この選択肢でよさそうです。

4. Tell him to wait for me.
「彼に私を待つよう言いなさい」

「tell+人+to 不定詞」の形で「~に・・・するよう言う」です。ボブに言いなさいということですが、それを言うための電話がないのでジャックは困っているのですよね。この選択肢も違います。

母と子の会話が微妙にかみ合っていないところが、惑わされるポイントでしょうか。実際の会話でも話がかみ合っていないなぁ・・・というところから、相手の言いたいことを理解して会話を成立させていくことってありますよね。そういう力を見ようとしているのかもしれません。

【正解】3

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