普通の「~ですか」という疑問文を「直接疑問文」というのに対して、疑問文が名詞節になり、文に組み込まれて「主語・目的語・補語」として働くものを「間接疑問文」といいます。間接疑問文の作り方とその答え方について解説します。
間接疑問文の作り方
間接疑問文は疑問詞の後が、「主語+動詞」という平叙文の語順になることが、普通の疑問文と違います。
I don’t know what you mean.
私はあなたが何が言いたいのかわかりません。
私はあなたが何が言いたいのかわかりません。
語順が変わっちゃうんですね。疑問詞の後ろは疑問文の語順というのが頭にしみついていて、少し違和感を感じてしまいますね。
疑問代名詞が主語になる間接疑問文
でも疑問代名詞が主語になる場合、最初から「主語+動詞」なので、間接疑問文でも同じ語順になりますよ。
I don’t know who painted this picture.
私は誰がこの絵を描いたか知りません。
私は誰がこの絵を描いたか知りません。
確かに、「Who painted this picture? / 誰がこの絵をかきましたか」という疑問文の時点で、「主語→動詞」の語順になっていますね。
間接疑問文の答え方
少し注意しなくてはいけないのは、Yes / No で答えられるか、答えられないかです。
Do you know+疑問詞~? という間接疑問文は、Yes / No で答えられます。
疑問詞+do you know ~? という間接疑問文は、Yes / No で答えられません。
Do you know where he comes from? → Yes, I do.
彼がどこ出身かあなたは知っていますか → はい、知っています。
Where does he come from? → He comes from Osaka.
彼はどこ出身ですか → 彼は大阪出身です
彼がどこ出身かあなたは知っていますか → はい、知っています。
Where does he come from? → He comes from Osaka.
彼はどこ出身ですか → 彼は大阪出身です
何について聞かれているかを、しっかり把握しないといけませんね。
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