問1
問1
The soccer game was shown on a big screen in front of ( ) audience.
1. a large / 2. a lot of / 3. many / 4. much
【解説】
audience (観客) は塊 (かたまり) と考えて、 large で多いことをあらわします。逆に観客が少ないことは small であらわします。ということで正解は1.です。
観客が観客席いっぱいに広がっているのを想像すると、わかりやすいかもしれないですね。
また、many は数えられる名詞に使われ、much は数えられない名詞に使われます。それに対し a lot of はどちらの名詞にも使われます。
ということは2.3.4.のどれを選んでも正解が2つあることになってしまうので、この3つの選択肢は不正解ともできますね。
ちなみに many と much は口語では否定文・疑問文・条件節で使われ、a lot of は肯定文で使われる、という違いもあるそうですよ。へぇ~。
【正解】1
問2
問2
I am afraid I am not prepared to ( ) the risk of losing all my money.
1. catch / 2. deal / 3. put / 4. take
【解説】
take the risk で「危険を冒す」というイディオムとなる。
なので正解は4.です……というのは少し味気ないので、もう少し詳しく解説してみます。
まず1.の catch という英単語ですが、リスクをキャッチするというのは少し積極的過ぎる感じがしませんかねぇ。
2.の deal という英単語は deal (物) to (人) の形で、「(物)を(人)に分ける」となります。
3. put だとリスクを置く、で意味が良くわからないですね。
4. take という英単語には「選択して取る」とか「甘んじて受ける」という意味があるので、そういう意味でもこの「リスク」という単語にぴったりな感じがしますね。
【正解】4
問3
問3
The catalog ( ) that this year’s model is slightly cheaper than last year’s.
1. says / 2. speaks / 3. talks / 4. tells
【解説】
誰もが一度は疑問に思うシリーズですね。せっかくなのでこの際に、疑問を解決しておきましょう。
1. say は目的語に、言っている内容がくる。
He said “I love you.”
2. speak は人が話す。(演説など / 相手は必要ではない)
3. talk は人が話す。(気軽な会話 / 相手が必要)
4. tell は二重目的語をとり、tell A B / AにBのことを言う、となる。
I told him the story.
という違いがあります。
今回は目的語である that節が内容にあたるので say を使います。
ちなみに「看板」や「標識」に・・・と書いてある、というときも say という英単語を使います。結構センター試験で狙われるパターンですね。
【正解】1
問4
問4
For their safety and the safety of others, drivers must ( ) the traffic rules.
1. observe / 2. overtook / 3. test / 4. violate
【解説】
1. observe という英単語は「~を観察する」「(法律など) を守る」という意味。
2. overlook という英単語は「~を見渡す」「~を監視する」
ルールを守るのではなく、監視するだからこれは違いますね。
3. test という英単語は「~をテスト (検査) する」
これはそのままの意味ですね。ルールをテストするのと守るのとは違いますね。
4. violate という英単語は「(法律など) に違反する」
なんとなく字の雰囲気で悪い意味だとわかりますね。(バイオレンスっぽい・・・)
ルールを守るとは逆ですね。これも違います。
observe の2つ目の意味を知らなかった人がいたかもしれないですね。立会人の意味で「オブザーバー」というのが日本語になっているので、そこから推測できれば (それも少し難しいか・・・) 解けた問題であったかも。
現実的にはやはり、消去法で絞っていく感じだろうか・・・
【正解】1
問5
問5
I think he is a very intelligent person, ( ) many people don’t agree with me.
1. but / 2. for / 3. which / 4. who
【解説】
まずは ( ) の後ろの文 many people don’t agree with me. が、文の主要素がそろった完全にな英文である事に注目しましょう。
関係代名詞なら後ろの英文の名詞が欠けているはずなので、関係代名詞の選択肢3と4はここで消去できます。
1. but は「逆接」の接続詞で「しかし」、前と後の意味が逆になります。
2. for は「理由」をあらわす接続で「~というのは」、後ろに理由がきます。
( ) の前が「彼は知的な人だと私は思う」後ろが「多くの人が私に賛成しない」と、逆の内容になっているので1. but が正解ですね。
【正解】1
問6
問6
( ) his advice, we would never have finished the work on time.
1. Accepted / 2. Excluding / 3. Not for / 4. Without
【解説】
コンマ「,」の後ろが[would+have+過去分詞]であることに注目すると、この英文が仮定法であることがわかりますね。
「あなたのアドバイスがなければ、私たちは時間とおりに仕事を終わらなかっただろう」
If it had not been for ~ = Had it not been for ~ = But for ~ = Without ~
この書きかえは、パターンとして頭に入れておいてもいいでしょう。センター試験にもしばしば出題されるパターンです。
【正解】4
問7
問7
The price on the tag ( ) the 5% consumption tax.
1. charges / 2. consists / 3. describes / 4. includes
【解説】
1. charge という英単語は「~を請求する」
PASMO とか Suica とか ICOCA とかいろいろ電子マネーがありますが、それらに入金することを「チャージ」するといいますよね。そのことに頭をとられていると「~を請求する」という意味が出てこないかもしれないです。
なんていうんでしょうか、charge は自分からガーッと行く感じです。そこから「~を請求する」「~を告発する」「~を命じる」「~を引き受ける」「~に詰める」という意味になるわけです。(まぁそこまで考えなくても、この選択肢は違うとわかりますけどね)
2. consist という英単語は後ろに of を伴って「~から成り立つ」。
この英単語は自動詞なので直接目的語をとらないことに注意しましょう。
3. describe という英単語は「~を描写する」
4. include という英単語は「~を含む」
問題文の consumption という英単語の意味がわからなくても、5%から「消費税」かなと、想像がつくでしょう。
意味的には2.と4.で迷うかもしれないが、( )の後ろに前置詞がなく、直接名詞がきているので、( )には他動詞の動詞がくるとわかる。
consist という英単語は自動詞で、直接目的語を取ることができないので違いますね。
【正解】4
問8
問8
Michael works very hard. That’s ( ) I respect him.
1. how / 2. the person / 3. the thing / 4. why
【解説】
( ) の後ろが完全な英文ですね。
そのことに注目すると、この英文は関係代名詞の文ではないことがわかります。
仮に2.や3.が ( ) に入ると、関係代名詞の that が省略されていると考えなくてはならないので、その点から違うとわかります。
すると1.か4.のどちらかだが、意味から考えて4.が正解ですね。
(しかし、今年は関係詞の問題が2つも出題されましたね・・・)
【正解】4
問9
問9
If you like this apple pie so much, ( ) make one yourself? I’ll give you the recipe.
1. how about / 2. how come you / 3. what do you say to / 4. why don’t you
【解説】
How about ~ing?
What about ~ing?
What do you say to ~ing? (to だから不定詞だと思って動詞の原形にしてはダメ)
Why don’t you ~?
上から3つまでは前置詞の後ろに動詞がくるので、動名詞になります。
Why don’t you ~? は否定の疑問文なので「~」の部分には動詞の原形がきます。
問題文の ( ) の後ろの make が動詞の原形であることに注目すると、正解は4.ですね。
【正解】4
問10
問10
It has been hard to concentrate on my studies lately because a road ( ) in front of my house.
1. builds / 2. has built / 3. is being built / 4. is building
【解説】
buildという英単語 は「~をつくる(建設する)」という他動詞。
( )の部分の英文の主語は a road ということは、「道路がつくる」ではなく「道路がつくられる」なので受動態(受け身)であることがわかりますね。
1.は普通の現在形。
2.は普通の現在完了。
3.は現在進行形と受動態の複合形。
4.は普通の現在進行形。
ということから正解は3.。
【正解】3
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