be動詞の疑問文には、be動詞を使って答える

疑問文に対する答え方は、パターンがあります。「do の疑問文には、do を使って答える」「be動詞の疑問文には、be動詞を使って答える」など…。しかし、そのパターンにとらわれると、落とし穴に落とされます。be動詞の疑問文の答え方について解説します。

疑問文とその答え方

doesの疑問文には、doesを使って答える。didの疑問文には、didを使って答えるんですね。

そのとおりです。does や did の使い分けはもちろん、Ms. Green や Takeshi をきちんと she や he という代名詞に変えることもできていますね。

Were you ～？ の疑問文の答え方

「were の疑問文には、were を使って答える」だから、こうかなぁ。

違いますよ！　「were の疑問文には、were を使って答える」って何ですか?　「be動詞の疑問文には、be動詞を使って答える」でしょ！　そもそも I were だなんて変だと思わない?

そう…ですか?　まだ were を習いたてなので、よくわかりません。

そうでしたね…では、次の英文に Yes で答えてください。
Are you sleepy?

Yes, I am.　さすがにこれくらいはできますよ！

そうですね。では今の質問の文を過去形にしますから、さっき答えてくれた答えの英文も、過去形にしてくださいね。

Were you sleepy?

Yes, I am. の am が過去形になるのですね。「am ・ is → was」「are → were」だったから…こうですね。

あ、これってさっきの「3」の問題と同じかぁ。Were の疑問文だからといって、were を使って答える、のではないのですね。

be動詞の疑問文には、be動詞を使って答える……ですよ。