いつ過去問を、すれば良いですか。

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ある生徒が「過去問をください」と言うので、渡します。そしてそれをするのかな、と思って見ていると、全然別のことをしています。

「さっき渡した過去問はやらないの?」とたずねると、「それは勉強が終わってからやります」と言います。勉強していない状態で過去問をやってもボロボロなので、ちゃんと勉強してから過去問を最終チェックに使うのだそうです。

なにやらもっともらしいことを言っていますが、これは本質からずれています。本来過去問は先にするべきものです。どういうことなのか、考えてみましょう。

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最終チェックに過去問を使うべきか。

先ほどの生徒の言うとおり、最終チェックに過去問を使ったとしましょう。その結果、間違いがほとんどなければ、問題はありません。少しの間違いを見直して、テスト勉強は終了です。

しかし、もし事前に勉強したにもかかわらず、過去問の結果がボロボロだったらどうでしょう。つまりそれ以前にしていた勉強が的外れだったのです。

その過去問が最終チェックだったなら、もうテストまで間がありません。修正する時間はありません。困りましたね。

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過去問は最初のチェックに使う

つまり過去問は最終チェックではなく、最初のチェックに使うべきなのです。

まず最初にやってみて、自分の弱点や、テストの傾向などをつかみます。そしてその結果をもとに、テストの向けての勉強の計画を立てるのです。

そうはいっても、最初の生徒の例のように「勉強していない状態で過去問をやってもボロボロなので…」という人もいるかもしれません。ですが、それは普段の勉強が出来ていないことを反省すべきであって、過去問を先にやらない理由にはなりません。

むしろ先に過去問をやって、ボロボロの結果を実感すべきでしょう。でないとその後の勉強に身が入らないんじゃないでしょうか。

提出物があるから過去問ができません。

「提出物をやってから過去問をします」という人もいます。

漢字ワークP14~23、数学ワークブックP56~63、理科マイノートP40~49、理科の学習P46~81、英語ジョイフルワークP38~73

ある中学校の定期テスト範囲表に書かれてあった提出物です。ものすごい量ですね。理科の学習と英語のワークは35ページもあります。

「なんでこんなにやらないといけないの…」と文句の声も聞こえます。

もちろん提出物は最優先です。何があってもしっかりやって、提出しなくてはなりません。

ですが、これも過去問を後回しにする理由にはなりません。つまり提出物はテスト勉強を始める2週間前にはすでに終わらせておくべきだったのです。

さらにいえば、問題集やワークは宿題になっていなくても、学校の授業の復習としてその場その場でやっておくべきです。それをテスト範囲が発表されて、提出物として示されてからやるので、そのすごい量にあわててしまうのです。

テストは問題集やワークから出されるので、過去問よりもそれをやった方がいい、という人もいますが、それも同じことです。

普段の授業の復習として問題集やワークを使っていたなら、テスト勉強をするときにはそれは終わっているはずです。ならばテスト勉強の最初に、過去問で自分の弱点やテストの傾向を、チェックすべきでしょう。

最終チェックにも過去問を使う

過去問は最終チェックではなく、最初のチェックに使うべきだと言いました。ですが、最終チェックに使うという考え方は自体は間違っていません。つまりテスト勉強の最初と、最後の2回やればよいのです。

まずテスト勉強の最初に、過去問で自分の弱点や、テストの傾向を把握します。そして見つかった弱点を問題集などで練習し、できるようにします。そして本当にできるようになったのかを、過去問で最終チェックするのです。

この時の過去問ですが、最初のものと最後のものとで、同じものをすればよいのでしょうか。それとも違うものをすればよいのでしょうか。

基本的には同じものでいいと思います。たくさんの問題集をするよりも、一冊の問題集を繰り返ししたほうがいいとよく言われます。考え方は同じです。

ただ余裕があれば、他の年度の過去問に挑戦するのも、決して悪くはありません。複数年の過去問をすることにより、同じような問題が出ているなど、より出題の傾向がつかめることもあります。

ただこれは、あくまで余裕があればの話です。無理をしてたくさんの過去問を解いて、あれもこれもになってしまっては本末転倒です。

まとめ

「過去問をいつすればよいか」

最初にも書いた通り、過去問をするのはテスト勉強の最初です。決して最後ではありません。そしてこれは入試勉強も同じです。

よく「入試勉強って、何をしたら良いですか」と聞かれます。その答えは「まずは志望校の過去問をやってみましょう」です。

過去問をすることにより、試験の傾向と、それに対する自分の弱点が見えてきます。つまり次に何をするべきかが見えてくるのです。過去問こそが勉強のスタート地点なのです。

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