【解説】2013年センター試験英語3問A「意味類推」

2013年度センター試験英語解説共通テスト・センター英語解説
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問1

問題次の問いの英文を読み、下線部の語句の意味をそれぞれの文章から推測し、(   )に入れるのに最も適当なものを、それぞれ下の1~4のうちから1つ選べ。

問1

Judy : Hi, Luke. Where’s Bob? I thought he wanted to help us clean up the beach.

Luke : I decided not to ask him to come.

Judy : Really? Why not?

Luke : He always thinks he should be the one to call the shots whenever we do anything like this. If someone suggests a different idea, Bob always ignores it or gets angry.

In this situation, to call the shots means to (   ).

1. ask questions
2. avoid trouble
3. have control
4. make friends

【解説】

he wanted to help us clean up the beach
彼は私たちが海岸を掃除するのを手伝いたい

この部分は原形不定詞になっていますね。原形不定詞をとる動詞は「知覚動詞」と「使役動詞」がよく知られていますが、help も原形不定詞を取る動詞として覚えておくのがよいでしょう。

I decided not to ask him to come.
私は彼に来るよう頼まないことを決めた

not の位置に注目。不定詞の前に not を置くことで、不定詞の内容を否定しているのです。そういえばこの英文は、不定詞が二重になっていますね。後半の不定詞は「ask+人+to ~」の形で、「人に~を頼む」という表現です。

He always thinks he should be the one to call the shots whenever we do anything like this.
私たちがこのような何かをするときはいつでも、彼は to call the shots であるべきだといつも考えている。

whenever は「~するときはいつでも」の意味です。この to call the shots が何を意味するのかを選択肢から選ぶのです。これまでの流れから、あまりいい意味で使われていない感じですね。

If someone suggests a different idea, Bob always ignores it or gets angry.
もし誰かが違うアイデアを提案したら、ボブはいつもそれを無視するか怒る。

では選択肢を見ていきましょう。

1. ask questions
「質問をする」
2. avoid trouble
「トラブルを避ける」
3. have control
「管理 (支配) する」
4. make friends
「友達をつくる」

他人が別のアイデアを出すと、それを無視したり怒ったりするのですから、2. や 4. であるわけがないですね。残るは 1. か 3. ですが文意から考えてやはり 3. ですね。仕切りたがりだから、他人から別のアイデアを出すとそういう態度を取ってしまうのですね。

ちなみに call the shots は直訳すると「shot / 発砲」を「call / 命令する」です。一斉射撃の状況で「撃てー!」と指示している様子を想像してみてください。そこから「采配を振るう」となったようです。いや別にそんなことはわからなくてもいいんですよ。これは前後関係から用語を推測する問題なのですから…

【正解】3

問2

問題次の問いの英文を読み、下線部の語句の意味をそれぞれの文章から推測し、(   )に入れるのに最も適当なものを、それぞれ下の1~4のうちから1つ選べ。

問2
In my high school years, my friend and I felt that Mr. Bell was the epitome of a good high school PE teacher. He was not tall or well-built, but he was able to teach sports which often required a lot of strength and endurance. Furthermore, he had the ability to make us do our best and never give up. Even today I believe I have never met a better PE teacher.

In this situation, the epitome of a good PE teacher is one who is the (  ).

1. athletic kind
2. perfect example
3. practical sort
4. strict type

【解説】

Mr. Bell was the epitome of a good high school PE teacher.
「ベル先生は高校体育の先生の epitome でした」

まず長文問題において逆接の接続詞は大切です。その後ろが話者の言いたいこと (主張) であることが多いからです。

He was not tall or well-built, but he was able to teach sports which often required a lot of strength and endurance.
「彼は背が高くなく頑丈ではありませんでした。しかし、彼は多くの体力や忍耐をよく要求するスポーツを教えることができました」

この文章の後半部分が大切ということです。前半部分はどうでもいい・・・は言い過ぎですけれど、たとえば well-built がどういうことなのか分からなくてもさほど問題はないです。

続きの文に「Furthermore / さらには」という語があります。「さらには」ということは先ほどの but 以下の文に付け加えがあるのでしょう。

Furthermore, he had the ability to make us do our best and never give up.
「さらには、彼は私たちに最善を尽くさせて、そしてあきらめさせない能力がありました」

ということでこれら but 以下の文と、Furthermore 以下の文の内容を踏まえたうえで、選択肢を確認してみましょう。

1. athletic kind
運動競技の種類
2. perfect example
完璧な例
3. practical sort
実際的(現実的)な種類
4. strict type
厳密なタイプ

後半はどれも似たような意味です。ポイントは前半の単語ですね。

1. はまず消すことができるでしょう。

but 以下の文だけで考えると 4. の「strict type / 厳密なタイプ」でよさそうな感じがします。しかし
Furthermore 以下の文の含めて考えると、また少し変わってきます。

「私たちに最善を尽くさせて、そしてあきらめさせない能力」というのを聞いて、「あぁー、まさに体育の先生だなぁ~」とはなりませんよね。ということはこれは体育の先生として「厳密なタイプ」とはなりません。

残るは 2. と 3. ですが、文章全体的にほめまくっていますし、最後に

Even today I believe I have never met a better PE teacher.
「今日でさえ、よりよい体育の先生に会ったことが一度もない、と私は信じます」

と、ダメ押しでほめていますので、 正解は 2. の「perfect example / 完璧な例」となりますね。

【正解】2

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